その1
その2

天国と地獄

その2 天変地異的豪雨炸裂、阿鼻叫喚撤収大作戦


天気予報では「午後からところにより雨」となっておりましたので、タープ張ってたんですよ。

実際ポツポツ降ってみたりしていましたが、まぁ大したことなかったし、のんびりしておりました。

しかし、そんな時間は長くは続かなかったのでございます。


写真ではアレですが、空があやしい。
急に空が真っ黒になりました。
と思ったら、「ピシャ!バーーーン!!」って音とともにすげー近くに落雷!びびった!
落雷を合図にしたように滝のような雨が!

滝雨でせせらぎが急速に激流になっていきます。
川まで5メートルもないぞ。

濁流と化した元せせらぎをバックに慌てふためきつつ片付ける私。
ちなみにユニクロウィンドブレーカーは、この滝のような雨の前にはほぼ無力でした。

とにかく荷物を積み込んで車に乗り込みます。
パンツまでびしょ濡れよ♪なんて言ってる間にも、
刻一刻と水位は上昇しています。


真中あたりが橋になってて渡らないと帰れない。
水位が上がりまくって、もうちょっとで橋を覆いそうな勢いになってきております。
まぁ橋部分が冠水したら帰宅はあきらめるしかないよねー。でもこの辺って斜面急だから地すべりとかありがちかもねー。・・・マジ死ぬかも!
本気でそう思いました。


とりあえず橋を渡るのに成功しました。
まだ間に合うタイミングだったから良かったっす。
あと10分くらい遅れていたら、おそらくあの橋渡れなかったでしょうね。「このはしわたるべからず」状態。
とんちを利かせても渡れるかっつーの。
いつものせせらぎが濁流になっとります。
うひょー、おそろしかー。

帰り道の林道もすでに川になっております。
水深はないのでとくに問題ではないですが。
ジムニーで良かったっす。

「道が川だよ!」と撮影する私。
妙に嬉しそうなのはなぜだ。
それはハイだからだ。

生還記念その1。
焼肉食いに行っただけではこの笑顔にはならない。

生還記念その2。
達成感にあふれ自信に満ちています。

いやいや大変でございました。

その辺に落雷した!と思ったら即超豪雨なんですもの。

雨だけなら特に動揺しませんが、今回は川を渡ったところに居た、という致命的な欠陥がございましてねー。

見る見るうちに水かさが増していく様は心臓に悪いっすよ。

結果的に戻ってこれたから良かったですけど、そのときは真剣に焦りましたわ。

ちょいと前に博多は大水害だったでしょ、その映像がフラッシュバックしましてね、脳内合成で自分が車ごと流されてる映像なんか作成してみたりして。

今回の教訓から、

・水の近くでは撤収時間は極力短くできるように心がける

・怪しいと思ったら即逃げ体制へ

・マッタリするならオモチャを持っていけ

ということを学びました。(あんまりマッタリばかりだと飽きるので)

 

なかなかドラマチックだった今回のイベント。

TOMMY君いわく「イワナミさんと一緒だとコレだから面白いっすわ」ですって。

個人的には「疫病神=T」という図式が成り立っているのですけれども、正直面白かったからそんなことはどうでも良いがね。

次のイベントで危険度がさらにアップした場合は、TOMMY君とは絶交しないと命が危ないかも。なんて思った盆休みのひとときでした。

--- 劇終 ---


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