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西暦2000年8月に、わたしはこんなでした。
胃腸薬
飲みすぎUFOに狙われている私は、よく胃腸薬のお世話になります。
飲む前に飲んだり、飲んでから飲んだり、起きてから飲んだりと、パターンはいろいろですが、とにかくよく飲んでます。
基本的に苦めのものが効きが良いようです。
飲んだ瞬間異様にスーっとするものは、根本的な解決にはあまり関与しないらしく、体調はあまりよくなりませんね。
最近、人の家でもらう胃腸薬が、なんともすさまじいものでして、かえって気分が悪くなるという代物。
飲んだとたん、胃の中でシュワーと発泡しだし、ナニモノかがこみ上げるのをなんとかこらえている体にはきわめて危険です。
はっきりいって、あふれちゃいますよ。
しかも、次の朝の胃の具合もサッパリよろしくないという優れもの。
いったい、あの胃薬の効能ってなんなんでしょうか?
先日も、同じお宅で飲んだ際、胃薬をいただいたんですが、これがまた違うバージョン。
漢方系で妙に粉の量が多く、持ち主が使用した印象は「苦い」ということでしたので、「お、これなら効いてくれるかも!?」と期待しつつその胃薬を飲んで寝ました。
朝起きてみると・・・「アタマ痛いぃ」
胃薬がアタマに作用したのか、はたまた単純に私が飲みすぎてしまったのか分かりませんが、飲んだ次の朝さわやかに起きるという野望は、まだまだ達成されないようです。
飲みすぎUFOにも気をつけないといけないですし、世の中を渡っていくのは大変です。
2000/08/31
緊張
ジャパニーズ・フェイマス・エンターテイナーな私ですが、本番前はかなり緊張します。
高気密宇宙服による熱さだけでは説明できない汗がしたたりおちます。
心臓は肋骨カタパルトから発進寸前ですし、めまいもしてきます。
今から行う動作の確認、歌詞の確認なんかしようとするんですけども、そんなの無理。
脳内はもう暴走状態です。
自分で作業内容がよくわかってないときに行われるミーティング(各社合同)で、「作業内容の説明をお願いします」って言われたときの気分に似ています。
違うか(笑)
ともかく、そのガチガチな状況を打破する方法のひとつが「気合」ですね。
「おれはできる!」と連呼してみたり、お客さんがノリノリになっちゃってるイメージを思い浮かべながら「よっしゃあ!」といってみたりさまざまです。
誰も見てないのでもっと恥ずかしい事をしているかもしれませんが、それはナイショ♪
しかし、過去に気合以外で緊張がほぐれたことがありました。
出演前、サイヤイヤマンは完全装備にてエレベーターホールで待機していたんですが、いきなりエレベーターが開いて「○○さんは今日はいらっしゃいませんか?」と至極一般的な会話を持ちかけられてしまいました。
私としても「いやー、ちょっと分からないですねー。今日は貸し切りですから・・・」なんて受け答えてしまいました。
こんな格好のときです。
さすがに奥のほうのひとが「もういいって、もういいって」と、しきりに会話を打ち切らせようと必死になっていたのが印象的でした。
まぁ、いきなりエレベーターの外にこんな人がいたらビビルだろうし、話し掛けた手前叫んで逃げるわけにも行かないでしょうし、彼らの行動はまっとうだったと判断せざるを得ません。
でも、ひとこと「パーティーですか?」とか言って欲しかったですね。
ただの変な人に見られたようで、心外です。
あれは宇宙海兵隊をイメージしたれっきとした・・・はぁ
ともかく、その人たちの登場でなんか緊張感が和らいだ気がしましたね。
「突発的無関係事象による緊張感緩和作戦」とでもいいましょうか、結構使えそうな気がします。
たとえば結婚式とかでガチガチになってるカップルに、いきなりカツどんの出前が届いたり、突如現れたレゲェマンが「ヤマーン」と話し掛けてみたりすると、あっけにとられて二人の緊張は何処へやら、ってな寸法です。
どうでしょう?
実践された方は連絡ください。
笑って差し上げます。
2000/08/28
よっぱらい
友人の嫁がブラジルに旅立つっちゅうことで、送別会がとりおこなわれましたので、私も参加してきました。
フラメンコのダンスあり、嫁友人代表の豪華絢爛人生劇場あり、サイヤイヤマンありと、なかなか濃いイベントになってました。
濃いことは良いことだと思いますね。
私はなんとなく量は飲めなかったんですけど、楽しませていただきました。
で、おもしろいのが嫁さんの酔っ払いっぷり。
「いよーっ!おっとこまえだね!」ってな具合でかなりキテらっしゃいました。
目は座ってるし、なんか変な服来てるし、最後のほうの言動は意味不明だし。
その姿が面白かったのは言うまでもありません。
めったに見られないものを見たときは、なんかハッピーな気分になりますよね。
いいもの見せていただきました(笑)
嫁の名誉のためにいっときますけど、ほかの方々もかなり酔っ払ってらっしゃいました。
「あー、由○子!もう何年も会えなくなっちゃうのね!?ちきしょうめぇ!」という友情パワー20メガトン炸裂の勢いでしょう。
顔の落書き、チューの強要、謎のダンス、○○××スペシャルなど、個性豊かに我が道を突き進んでいかれる様は非常に滑稽でした感動しました。
一生に3回くらいは、こんな飲み会が合っても良いかな?って思う次第でございます。
「酒は飲んでも飲まれるな」という格言がありますが、私としては、「ただし、たまには飲まれるのもよし」というのが良いような気がします。
やはり、飲み会ではしゃいでなんかやらかしたときのネタは、後の飲み会での結構イケルつまみになることも多いですし、そういうキャラクターをいじるのもなかなか面白いもんです。
もちろん、「自分以外」という注釈もつきます(笑)
ちなみに私も過去たいがいやらかしてました。
友人から一生涯言われるであろうネタも多々あります。
そんな背負うものがあってこそ、人生ってもんじゃないでしょうか。
「そんなことは無いに越したことが無い」ともスルドく思っちゃったりもしますが、ま、済んだことはしょうがないじゃーん。
2000/08/27
メディア
サイヤイヤマンの勇姿を保存せねばならないので、近所のホームセンターにビデオテープを買いに行きました。
うちにあるビデオカメラはHi8なので、さっそくテープコーナーでHi8テープを捜してみると、あらまぁ種類がなんとも少ない。
VHSとDVのテープ、MDなんかはわんさかあるのに、Hi8テープは2社分くらいしかなかったっす。
これはHi8というカテゴリーはもう終わったと思ったほうが良いのかもしれないですね。
画質の向上はうれしいんですけど、うちにモノがあるだけに、買いかえるのはもったいないお化けが出そうでいやなんです。
画質的にもそんなに気になるほど悪くないと思うんですけどね>Hi8
これだけ他の規格がひろまってしまうと、Hi8で新機種も出ないだろうし、次ぎ買うときはDVになるんでしょうが。
いまのところ、うちのPCは画像取り込み能力とか無いし、つけるとしてもアナログな基板でやると思われるのでDVはまだ必要ではないですね。
当たらしモノ好きな国民だからこそ、これだけ新製品ラッシュの様相を呈してしまうんでしょう。
技術立国日本は、そんな国民が支えてるんですよね。
がんばれ日本のおとーさん。
子供の勇姿がVHS、8mm、Hi8、DVとまちまちなメディアに保存されていても気にしてはいかんです。
ちなみに「いずれ全部PCにおとすもん」とか思っているおとーさんもいるかもしれませんが、画像取り込み方法はアナログとデジタルでは異なっちゃうので普通の機種では無理かもしれません。
各メディア対応の再生装置の保管に全力投球しないといけませんし。
あー、大変大変。
この辺のユーザーの事情って、メーカーの方々はどう考えてるんでしょうかね?
なにも考えてないほうに1000点。
2000/08/25
スーツ
某イベント(?)にサイヤイヤマンが現れることになりました。
オフレコだったかな?>関係者各位
ココは見てる人少ないから、まぁいいや。
4ヶ月ぶりに地上に出現します。
今回はキャンプスなしでの一人舞台ですので、かなり緊張しています。
なにがあっても私の責任になるからこわいっすね。
第一、サイヤイヤマンの理解者というか、肉眼で見たことのある人が今回はまったく居ないというのもヤバい。
色物なだけに、場にそぐわないときの対処は困ります。
「クケーッ!!」と叫んで逃げ出すかもしれないのでそのときはご容赦ください。
とにかく、高機能宇宙服であるサイヤイヤスーツを製作せねばならないので、グッズを買いに100円ショップに向かいました。
ベースになるカッパは、上下で200円というリーズナブルなものを発見したので速攻ゲット。
今まで買ってたしょぼいカッパでも1500円位してたから、コスト削減に強烈に貢献してくれました。
ありがとう100円ショップ。
うれしさのあまりモンキーレンチやらちっちゃい錠前なんか買ってあげました。
しかし、高密度アルミ蒸着用に必要なスプレーボンドは相変わらずお高い。
これが安けりゃ量産可能なんですが・・・(量産なんてしないっすけど)
3M社の企業努力に今後期待するものであります。
いつも思うんですが、1回しか使えないスーツというのも考え物ですかね。
はなから何回もやることになるとは思っていなかったキャラですから、そこらへんはまったく考慮なしだったわけですし。
製作に慣れたから3時間くらいで作っちゃいますから問題無いといえば問題無いけれども(笑)
最近私は人生に無駄なノウハウばかり蓄積しているような気がします。
楽しいからいいか。
2000/08/23
ジャンク
吉○家の牛丼と、マク○ナルドのハンバーガーって、妙に食いたくなるときがありませんか?
もしくは赤缶のコーラが急に飲みたくなるとか。
わたしはあります。
どこからとも無くふっと沸いたその欲望は、耐えがたいまでに膨れ上がり、気がついたらもう食っているって感じ。
ジャンクフードにはなにか中毒性のものが入ってるのではなかろうか?と考える今日この頃です。
某ドリンクメーカーは、映画館で上映するCMにサブリミナル効果のある映像を入れてたなんてうわさもあったくらいだし、大企業の開かずの間にて研究されるナニモノかによって、われわれの心は操作されている可能性は十分にあります。
この間、佐賀県の呼子にイカを食べに行ったら「強風のためイカの生き造りはできません」という張り紙が合ったんですが、そんなことも「ここでイカを食わせないでジャンクフードを食べさせる戦略」の一環ではないか、といぶかしんだのは言うまでもありません。
そうなってくると、天候制御まで大企業は可能になっていることになります。
私がバイクに乗りたくて仕方が無かったのも「バイクという簡便な移動手段の普及によりジャンクフードショップへのアクセスを増やさせる戦略」の影響をもろに受けていたような気もしてきます。
でも、コンビニ弁当にはまだ中毒性のなにかは入っていないようですね。
だってあんまり食べたくならないし、できれば避けたいと思うから。
あ!これももしかすると「コンビニ弁当を食べたくなくなった若者をジャンクフードショップに誘い込む戦略」かもしれない!
結局、我々は大企業の手のひらの上で踊らされているんですね。
踊らされっぱなしもくやしいので、明日はラーメンを食いに行く事にしましょう。
あそこなら大企業の魔の手も届くまい。
ラーメン屋の大将の手のひらで躍らされてるかもしれないけど(笑)
あ、カレー屋さんの手のひらでもだいぶ踊ってるような気がするなー。
結局誰かに踊らされっぱなしの私。
2000/08/21
歴史の重み
「人に歴史あり」とよくいいますよね。
わたしも三十年近く生きてきてますので、それなりに重い歴史を積み重ねてきているのです。
さきほど中学時代の卒業文集が我が家のサルガッソ地帯から発掘されましたので、私の歴史をひもといてみたいと思います。
(以下原文そのまま)
「学生服パーマン」
えー、僕はついこの間まで、学生服パーマンをしていました。
しかし、ある事件があり、以来、私、学生服パーマンを引退しました。
事件というのは、ある曲がり角の手前で変身し、歩いていると見知らぬじーさんが、「おまえなんしよーとや。」と言いなさったのです。
まぁ、パーマンといっても正義その他は無関係だったのでどうということは無いのですが。
こんなボクでも進学できるのでしょうか?
なんでしょう、この読後感。
よくもまぁこんなネタを書いたもんです。
っていうか、物事に対する基本的スタンスが今と変わっていないように思えます。
その姿勢を誇りにしていいものかどうか、いま考えているんですが、よくわかりません。
「継続はちからなり」とも言いますから、きっと良いことなんでしょう。
絶対間違った判断をしていると思いますが、見なかったことにしてくださいね。
2000/08/19
山
オートバイに乗り始めたころから山奥ばっかり行ってる私は、とあるエリアの山道はすげー詳しくなりました。
どのへんで川遊びが出来るとか、休憩するならどのへんがよいとか。
どこでどう曲がるかは、だいたい絵的に覚えています。
こんな風景ならこっち側に曲がってあのへんに出る、といった感じ。
しかし困るのが、工事なんかでがらっと風景が変わってるとき。
そういうときはもうさっぱりです。
まじであせります。
ただ、そんなでかいエリアが改修されることってあんまり無いので、少し走ってれば分かるようになるからあまり問題ではありません。
カーナビとかいいかななんて思うこともありますが、細かい山道はソフトに反映されないことが多いと思うので、緯度経度がわかるだけでイイです。
そうなってくると、カシオ製の腕時計にGPSが組み込んであるのなんか欲しくなりますね。
最近のバイク用の地図には結構細かめに罫線とか振ってあるので、さらに購買意欲が沸いてきます。
実際はほとんど使わないんでしょうけどね。
方位磁石付の時計で十分な今日この頃ではあります。
しかし、ホントに知らないエリアに行くときはやっぱりほしいかもしれないっすねー。
山奥で道路標識や地名案内などないところを走り回ってるとマジメに自分の位置を見失うし、だいぶ走ってから地名の看板を見て「あぁ、この辺走ってたんだー」と思うことは数限りなかったし。
遠くに行くときには買おうかな。
高かったらまず買わないけど(笑)
2000/08/16
バス事情
福岡はあまり鉄道路線が整備されていないので、バスが市民の足になっています。
もちろん一番メインは自家用車ですけど。
昨日は珍しく公共の交通機関が動いている時間にのみ会が終了したので、バスで帰宅することになりました。
ただ、あまりバスに乗らない私は路線がどうなっているのかよく知らないので、なんとなく近くの地名が終点になっている奴に飛び乗ってみました。
大体の方向は合っていたんですけど、イメージしてたところとはかなり違う方向に行き出したため、速攻で下車して歩いて帰ってきました。
しかも料金はいつもより高かったし。
もうすこし路線図をよく見るべきだったんでしょうかね。
うーむ、不覚。
でも、すごいなーと思ったのが、狭い路地をぶっ飛ばしていく運転手の勇気です。
3人くらいしか乗ってなかったので、車両が軽くてパワーウェイトレシオがよかったのか、はたまた嫁の浮気を知ってしまった怒りがアクセルを踏み込ませたのか、ただ単におしっこがしたかったのかは分かりませんけど、すさまじいスピードでガンガン走ってらっしゃいました。
もう少しでリアタイヤが滑りそうなくらいです。
私は横Gに耐えるのが大変だったですねぇ。
ともあれ、すっ飛んでいくバスに乗っていると結構気分が高揚してきます。
いけー!まくれー!!って感じ。
なかなか楽しいバス体験でした。
もう少し飲みが深ければ、最悪のバス体験になったかもしれませんが。
2000/08/14
胃腸
最近、なんとなくお酒を飲む機会が多いのですが、必ず飲みすぎてしまい、ゲロモードに入ることが多々あります。
昔からGモードになることは結構あったんですが、特に最近は多い。
やっぱり年のせいで胃腸が弱っているのでしょうかね。
もう飲んじゃだめだよーという体からの信号を、脳が分析しきれてないような気もします。
う、飲みすぎてきたかしら・・・と思ったときは時すでに遅し、ということのようです。
しかし、こらえ性の無い私は、場の楽しさを堪能することを優先してしまいますので、結果的に次の日は死地をさまようことになるのです。
昨日も友人宅で飲んでいて、あぁもうきてるなーと思っても、嫁さんの強烈無比な友人たちが面白すぎて案の定、キャパをオーバーしてしまいました。
いままでは、飲みすぎた次の日はばりばり腹が減ってしまって、うどんをがつんと食べて、余ったおつゆで卵おじやにしてそれを平らげ、消化とともに体力の回復を待つ作戦でうまく行っていたんですが、今回は異様に食欲不振でお味噌汁程度しか受け付けませんでした。
もう昔の体には戻れないのね、なんてブルーになっていたつもりでも、やはり私は私。
時間がたつにつれ、猛烈な食欲がどこからとも無く体中にみなぎってきました。
ここはやはり麺類しかないと思いまして、帰りしなにスーパーによって冷凍うどんとレトルトカレーを購入。
帰宅後、着替えるのももどかしく速攻で台所に立ち、まずは干しえびと天カスでうどんを一杯いただきました。
同時にカレーも温めておき、2杯目はカレーうどんにするという荒業をくりだし、ついには腹いっぱいで動けなくなり、じっとしているうちにいつもの元気な私が帰ってきた次第であります。
こういう復活の仕方が出来なくなったら、真剣にお酒の飲みかたを改めねばならんでしょうが、いまんとこ大丈夫みたいなので今までどおりに行こうと思います。
さぁ、今日は高校の同窓会だー(笑)
2000/08/13
温泉にて
家族で温泉に行ってきました。
嬉野温泉です。
たぶん佐賀県(かな?)
私だけなんとなくバイクで行ったため、暑いのなんの。
さんざん当回りしたあげく、干からび状態で旅館に到着し、いきなり飲んだビールの美味いことといったらないです。
一気に持ちこんでいた500cc缶が2つほど消費されました。
しばらくして食事が運ばれてきます。
いわゆる懐石料理なんですけど、あんまり好きじゃないっすね。
とくに、順番にちまちま持ってこられるやつは終了のタイミングがわからないので困ります。
全部最初に出してくれたらペース配分が出来るので、全部食い終わるころに満腹中枢からの指令が出て精神的にも肉体的にも幸せになるんですがね。
どれくらい食べたのかが一目瞭然でないことも敗因ではないでしょうか。
とにかく、今度行く機会があるならば、食事は一気に出る旅館にしたいものです。
美味しいのが基本ですけど。
ちなみに今回とまったとこの食事は今一つでありました。
名誉のために名前は伏せますが、でかいとこでした。
2000/08/11
迎える勇気
下に書いてる飲み会ですが、実は久しぶりに吐くまで飲んでしまいました。
冷静そうに書いてますが、チョー二日酔い炸裂二重アゴ状態でした。
そう言うときに思い出すのは、初めて迎え酒をしたときのことです。
3日酔いくらいのひどい状態で、テレビでビールのCMを見ただけでもこみ上げてくる感じでしたね。
そのころは夏の暑い盛りでもあり、冷たいものを求めて冷蔵庫を開けると、なんとビールしかない。
大人になって千尋の谷に突き落とされたかのような失意の中、のどの乾きに耐えられなかった私は「えーい、95パーセントは水分じゃ!」と一気にプルタブを開け、流し込みました。
そのときの感覚は、以下のようなものでした。
時は世紀末、廃墟と化した街の片隅で、俺たちは虫けらのように生きていた。
あるときふとした怪我がきっかけで病に倒れてしまった俺は、親友に肩を貸してもらってやっとこさ歩いていたが、ついにぶっ倒れてしまい「俺はもうだめだ!おまえだけでも生き残ってくれ・・・ヤマトをたのむぞ・・・」となるべく奴の目を見ないようにしながら突き放した。
心配そうに振りかえりつつ遠ざかる親友の姿が、思わずこみ上げてきた涙でゆらいで見えている。
自分の心臓の鼓動を聞きながら「あぁ、これが走馬灯かー、早くとまれ俺の心臓・・・この腕を伸ばすことで力尽きるならそれもまたよし・・・」と最後の力を振り絞り、目いっぱい伸ばした手が触れたもの。
それはキンキンに冷えた缶ビールだった。
朦朧とした意識の中、俺はそのビールをむさぼり飲んでいた。
すると、自分の周りが急にパーっと白い光に包まれていき、あまりのまぶしさに周囲の様子が見えなくなってしまった。
しかし、光が治まってくると、自分が信じられないような場所に立っていることに気づいた。
そこはアルプスの少女ハイジが出てきそうな高原だった。
そびえたつもみの木を見上げながら、草原に寝そべっている。吹きぬけていく風は適度な湿り気を持ち、遠くからは小鳥のさえずりが聞こえてくる。
「なんてすがすがしいんだろう、アハハハ。らんらんらららんらんらん♪、らんらんらららん♪・・・」
そのもの青き衣をまといて金色の野に降り立つべし・・・
これで伝わるでしょうか?(笑)
要は、地獄から天国へワープしたんです。
そのときの心地よさといったら、形容のしようが無いくらいでした。
ただ、お酒に詳しい方に聞いたところによると、「二日酔いの原因は、体内中のアセトアルデヒド濃度が高まることによるんであって、迎え酒はアセトアルデヒドから受ける刺激を受ける神経を麻痺させてるだけで、物質的にはなんの解決にもなっていないのだ。はっきりいって傷口をえぐってるようなもんだよー」ということでした。
それを聞いて以来、迎え酒はあまりしないようにしています。
二日酔いから逃げるには、寝るしかない。
これが最近のわたしの戦い方です。
弱いのね、私ってば。
2000/08/07
こわい話
数年振りにライダーとして復活した私は、昔馴染みのバイク屋さんへ向かいました。
あたらしく知り合った常連客はイイ感じだし、なにより大将が相変わらずバカでよいです(笑)
閉店までだべったのち、「飯でも食いに行くか」と誘われるまま焼き肉屋さんへ。
焼き肉にはルービーが合いますので、ガンガン飲み始めてしまい、焼酎(そば)もいただき始めたらもう飲み会モード突入です。
大将の家に泊めてもらうことが決定した瞬間、われわれは中洲方面に向かっていました。
大将とよく行っていたスナックに行くことになり、店に電話するも、誰も出ない。
店のおねーちゃんの携帯にかけると、なんか店のママが逃げちゃったらしく、詳しい話聞いてよぉ!ということでおねーちゃんが今働いてる店に行くことになりました。
まぁふつーのスナックでして、閑散としているのが気に入りましたね(笑)
ママとかバーテンのにーちゃんとかを交えて飲んでいると、その逃げたママの話になりました。
どうもそのママは総額で億単位(!)の借金を抱えていたようです。
常連のお客さんも保証人になってたらしく、600万円とかの借金が急に振りかかり、こわい人たちの取立てに絶えられず破産宣告した人が何人も居るようです。
話してくれてる当のおねーちゃんも、ママのことで隠し事があるんじゃないか、とこわい人に疑われてたらしいですね。
その借金に関してはおねーちゃんにとっても寝耳に水のことだったらしいので、ちゃんと話してわかってもらったということですが。
結局ママは行方不明、お店は取り潰し、従業員はその月の給料未払いのまま他のお店に移っていってるということでした。
個人で億の借金って株でもやってたんでしょうか?
店関連の経費でそんな額になるわけはないですしねー。
保証人倒れした方は、ほんとかわいそうです。
「心配しなさんな」とか、「私を信用して」とか言われたんでしょうね。
で、大丈夫だろうとはんこを押してしまったら、この結末。
やっぱりでかい額の保証人には絶対なるべきではないです。
世の中、こわいっす。
2000/08/06
CS計画 for 牧のうどん
「牧のうどん」という、うどんチェーン店のゴボ天そばがかなり好きです。
私はその店ではゴボ天うどんしかたべません。
キマリごとです。
あるとき、とある牧のうどんにていつものようにゴボ天うどんを頼み、しばし待っていると、おばちゃんが持ってきたのはとろろ月見うどんでした。
オーダーと違うことを伝えると、ごめんなさいねぇと引っ込めてくれました。
カウンターからそのミステイクうどんの運命を追跡していると、なんとおばちゃんはその器からとろろ部分と卵部分を小さな器に移し、ほぼかけうどんになったそこへ、ゴボ天を投入。
「はい、ゴボ天おまち」と出てきたのは、ややとろろと卵の残ったゴボ天プラスαうどんでした。
べつにこのことは目くじらを立てることでないんですけど、どうせ廃棄処分になるであろう小さな器に移されたとろろと卵部分がもったいないなーと思った次第です。
もし、そのミステイクうどんにゴボ天を追加してくれて、「おばちゃんのサービスたい。わはは」くらいでもよかったんではないでしょうか?
思いがけぬトッピングの追加に喜ばない奴は、あまり居ないと思いますからね。
確率は低くても、オーダーミスはゼロにはならないわけだし、いつも具をどけてちゃもったいないっすよね。
と、わたしは思いましたね。
お知り合いに牧のうどん関係者が居る方は、上記の件伝えといてくださいねー。
2000/08/03
大食い
よくテレビで大食い選手権とかやってますよね。
見るたびにすごいなぁとおもってますが、私も挑戦したことがあるんです。
しかも、計らずも。
当時私も馬のように飯を食うことで、ウマナミとか言われてました。
ですから、当然ながら飯屋に行くと、必ず大盛りを頼む癖がついていたんですね。
学生時代のある日のこと、その日はカレーが食べたくて、ちょっと足を伸ばしてはじめていくカレー屋さんに行ってみました。
大盛りがあることをさっと確認して、「カツカレー大盛りください」と注文したとたん、店主の表情ががらっと変わりました。
「ほんとにいいんですか?」なんて言ってきます。
私は、見るからに学生チックな格好してたんで「お金持ってるの?」という意味だろうと解釈し、「ええ、もちろん」と答えました。
そして置くの厨房に消えていく店主。
一緒に行った友達の普通盛りのカレーは出てきてるのに、わたしの大盛りだけが出てこない。
「飯でも炊いてんだよ、きっと(笑)」なんて笑っていたんですが、カツカレー大盛りが出てきたときにその笑いは凍りつきました。
洗面器サイズの容器に山になったご飯。
カレーというより、山でした。
6合あったんです。
6合飯ってすごい迫力ですよ。
まじで。
がんばってみたんですけど、あと1膳分くらい残してしまいました。
まぁ、5合は食べた計算です。
えらいぞ、俺。
ちなみに私より小柄で細身のM武くんは、その大盛りを完食されたそうです・・・負けました。
口惜しくないけど(笑)
2000/08/01
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