西有田キャンプツーリング記
バイクの旅行と言えばキャンプツーリングだと私は思うのですが、いかがでしょう。
衣食住すべて背負っての移動は、なんとなく安心感があるように思うのですよ。
いつどこでも泊まれるという自信はあくなきサバイバリティの追求を呼び、我々はそこに使用する食材の携帯性と味覚を吟味し、当然のことながら酒、つまみの類を忘れず、防寒、歯磨き、便所紙、などといろいろな荷物が増える傾向にあるわけで。
荷物満載なのでちんたら道中。
それでも楽しいツーリング。
やはり人間、移動することでリフレッシュするのではないでしょうか。
おそらく人間の隠された能力の中に地磁気などから自身の位置を測定するものがあり、移動することイコール危険な土地に侵入するかもしれないってな感じで自己防衛のために他の能力も最大限に活性化させられ、結果的にシャキッとするって寸法じゃないですかね。
もしくは流れ去る景色を処理する大脳前頭葉の視覚野あたりが、延々と流れつづける景色を処理するうちにオーバーロード状態になり大脳の神経組織が危険信号を各所に伝達、ドーパミンとかアドレナリンなどといった脳内麻薬がそういうあたりで分泌、そして脳の活性化に伴い肉体のほうも活性化する、というのはどうすか。
一理ありますよね?
でもきっと間違ってますので、明日友達に言ったりしたらダメでちゅよ。
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休憩中の二台(わかりにくいですが) 目的地は西有田町付近で、うちから100キロってとこですかね。 ただし、山奥をクネクネしながら向かったので、プラス40キロくらいになりました(笑) 楽しい遠回りがモットーです。 |
テントも張ってあとは飯だけ。 だが、すでに酒が入り、食事の用意が非常に面倒に思えてきている私。 重い腰はあがるのか!? |
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まぁしょうがないので飯でも作りましょう。 で、コレが当方自慢の新兵器「計量目盛付きテフロンコーティング軽合金鍋脱着式取っ手装着タイプ」です。 「電子ジャーの釜とクランプ」では決して無い。 ちなみにこの取っ手、無いよりはマシ、という使用感でした。 |
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使用風景。麺ゆで中。 今宵のメインディッシュはミーとソーススパゲッティと昼飯であまったおにぎり。 タバスコ、チーズは忘れてました。 ちなみに完成写真、食事風景も撮影失念。 もう、わすれんぼさんね。って言って。 |
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酒宴風景鳥瞰図。 ランタンとろうそくの明かりは雰囲気でますな。 焼酎、お湯、オイルサーディン、サラミ、チーズ鱈、などで戦い抜きました曹長殿! ちなみにビールと缶チューハイは明るいうちに無くなってました。ははは。 |
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たまたま他のバイク乗りの方(右の人)もいて、一緒に飲んでたわけで。 つーか、非常に盛り上がったわけで。 ただバイクが好きと言うだけで十分な接点であります。 やっぱいいなぁ、バイクってば。 |
帰りも超絶いい天気で、道の横の海なんかこんな感じ。 「とっても海がきれいね、マイダーリン。人魚とか住んでそうだわ。ウフフ」 「どうでもいいけど、お前、鼻毛出てるぞ」 「マジ!?」 って会話も弾みそう。(弾まない) |
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帰宅して荷解きする前。 やっぱ荷物でけぇなぁ。 ちなみに一泊二日でも四泊五日でも荷物の量はほとんど一緒です。(いるものって変わんないので) で、ブレーキかけると後ろから押される感じで制動が伸びるのも一緒です。 |
今回行ったキャンプ場ですが、一人150円というスーパーリーズナブルキャンプ場でした。
でも、水場もトイレもきちんとしてたし、横を清流が流れてるのでせせらぎの音も常時聞こえるし、街灯も点いてたし。
ありがたやー。
欲を言えば近所に風呂屋があれば言うことないんだが。
気がつくと一日顔を洗わなかったんで、翌朝に顔を洗うときの皮脂のすごいこと。
私の顔面はウォータープルーフかっちゅうねん。
皮脂でなぜウォータープルーフにつながるかと言えば、その答えは「戦争のはらわた」の中にあるのです。
シーン:ドイツ軍塹壕内
「フンフン、お前はクソの匂いがするな」
「なに言ってやがる。これには意味があるんだ」
「ニオイでロシア人が殺せるのか?」
「俺の脂と泥が混じりあって防水の膜を作るんだ、それで俺はウォータープルーフになるんだ」
(中略)
シーン:攻撃を受けるドイツ軍中隊本部付近
「スタイナー!弾倉の交換はどうするんだ!?」
「・・・ハハハハ!」
ここは聞き流しといて結構です(笑)