接写でござる


最初に買ったデジカメは、サンヨーの85万画素、動画も撮れるものでした。

当時は破格な1万5千円で購入。なぜかオートバックスで。

使い勝手は良かったものの、単三2本のバッテリーシステムは非常に持ちが悪く、満タンのはずの電池でさえ表示上3割減、みたいな表示をしやがります。

常に電池があるかどうかを気にしていなければならず不満がつのっておるところに、某電器メーカーデザイナーであるK野氏からお古のデジカメをいただくことに。

これは型こそ古いものの、懸念の電池問題を一気に払拭するバッテリーの持ちようで、マン充電にしていればしばらく気にしないでOKOK全然問題ないッス的な素晴らしいものでした。

画質とかの機能面も全然OKなもので、また、オプションでつける広角アダプターを使ったときの面白い表現が楽しくて、メイン機として活躍していたわけであります。

ただ、古い型であるのは否めず、とにかく動作が遅いのが玉にキズ。

液晶を点けるのも画像を見るのも通常の起動ですら待ち時間が結構ある。

スナップ写真万歳な私にとって、シャッターチャンスを逃すのはちょっと痛い。

サイズ的に大きいのもそんなに気にしていませんでしたが、動作が遅いのはどうにかならんかなぁ、どうにもならんよなぁ、というときに、リコーから起動やらがキビキビ!しかも広角とれまっせ!な小型デジカメが発売になったではありませんか。

ネットを駆使して調べ上げているうちに、めっさ欲しくなりまして購入。

まぁ調べてるうちにその製品の魅力が全身に染み渡り、買うか買わないかの立場はいつの間にやらどうにかして買わないといけない立場になっているのはいつものことです。

最近は友達の買い物の調べものとか手伝ってるうちに物欲炸裂、アナタ、この責任どうとるつもりよ!と私が買ったものにはなんの関係ない友達にねじ込んでみたりする楽しいマイライフ、いかがお過ごしでしょうか。

そんな私の物欲的敗北記念碑的存在なリコーのデジカメ、G4 wideなのですが、こいつの接写が面白かった。

かなり寄れるものですから、手近に転がってる小物をパシパシ撮ってみました。

なんかデジカメで面白いやつないかねぇ、なんて人の背中を押せれば幸いです。無理かな。


ポピー・ザ・ぱフォーマーより、「ケダモノ」フィギュア。


何を隠そう、イワナミ作(笑)


この面のサイズは小指の爪くらいです。
確かこんな顔もあったような。
他の顔も作ってましたが、どっか行ってしまいました。
なお、手にもってるのはフライドチキンよ。
うん○じゃないですよ。

気を取り直してミリタリーな方面で。


対空砲を戦車に向けるなんてキタネェ!とイギリス紳士を怒らせたと言われる、88mm高射砲。

ポルシェ博士の試作タイガーの台車が余ってましたから折角なので作りました、なエレファント。


みんな大好きタイガーI 。ティーガーと言うと通っぽく聞こえるが、軍オタに近づく諸刃の剣。

ここまで寄れるとは。驚いたねぇ。
車長なんて5mmくらいよ。


BFでは通称シャーマンたん。
崖から転がり落ちる姿が、とてもプリティ。


冬期仕様なシャーマン。ファイアフライかな?
ちなみに敷いてあるのはレースのカーテン。

鬼戦車T-34という映画があるらしい。
ちなみにコレはT34/85って言う85mm砲版。

大きさは他のも大体こんなもんです。
誠に小そうございます。

どうですか、この接写能力。

WTMの造形も緻密で凄いですが、それをこんなアップで撮影できるなんて驚きであります。

広角欲しくて買ったのに、こんなに接写も使えるなんてお得な感じ。

ちなみに広角は28mm相当らしいですが、まだ外では使ってないので良くわかんない。

ただ、K野氏にもらったワイドコンバーターと同等の画角のようであります。これ以上は魚眼な域かも。

 

あと、面白機能でこんなのも撮れます。


筆者近景。アホちゃう。


筆者の近景。目前40cmの世界。

本やら印刷物の撮影モードを使うとこんな感じで絵っぽくなります。

コントラストを高めまくった結果、こういう画像になるのですが、なんか面白くて、他にも人には見せられないような写真をパカパカ撮っていた次第。

このモードで撮ったやつに彩色したら、誠にリアルな絵ができそうな予感。やらないけど。

 

こんな感じの面白デジカメってのが私の印象ですな。

詳しくはメーカーサイトでも見てみてください。

Ricoh Caplio G4 wide

今のところ、3万円前後のデジカメで、コレに類するやつは無いと思います。

少々物欲を刺激しない外観ではありますが、ツールとしてはそっちのほうが魅力的だと思うのですが、どうか。


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