直進中、突然のパーン
日記
08/17/2012
猛暑日が続いております。ウェザーニュースの晴れアイコンがトゲトゲしい猛暑アイコンになってると少しだけ気が遠くなる日々です。暑いぜー。
あんまり暑い中では運動したらイカンのです。というのも、かいた汗が蒸発する際に気化熱で身体は冷却されるわけですけども、その冷却が追いつかない温度があるのであります。厳密には湿度も関係するのでアレですが、だいたい35度以上。その気温ならまず運動禁止の模様です。熱射病まっしぐらであります。要注意!
しかしそう言っても自転車は乗りたい。ちょっと温度が下がったらいけるかなー?つーか結構暑いと言いながらもサイクリングしてる人いるんですよね。自転車は動くと風に当たる形になって冷却効果は高くなるから意外といけるのかも?
というわけで、夕方前、だいたい33度くらいまで気温が下がったあたりで軽くサイクリングすることにしました。なんとなく、夏だし海だぜと志賀島方面。
涼しいとか思ったのはどこの誰だ!?俺だ!
実際は絵で見るよりは暑くない感じでした。新装備のクラフトクールメッシュアンダーのおかげかも知れない。今までのモンベルのよりピッタリフィットで汗すいまくり。
とはいえ暑いのには変わりないので、運動強度をあんまり上げないように橋は歩道をいったりして進みます。
で、海の中道からはさすがに車道いきます。
30キロチョイで走ってました。いつも通り。すると突然「パーーン!」と炸裂音!いきなり振れだすリアタイヤ!こいつは・・・パンクだ!
減速のためブレーキだ!ギュー!おっといつものクセでパンクしてるリアもブレーキかけちゃった!さらに軽快に尻が振れる!そしてこのリアから聞える金属音と固い反発感!これはまさにリムがアスファルトに接触している!!てかタイヤ外れかけてるのー!?アルミリムが消しゴムのように削れちゃう!
リムと言えば四輪駆動車用のごついホイールでブラッドレーVというホイールがありましてね。多少重いんだけれども頑丈さはピカイチ。パリダカかなんかでタイヤがぶっちぎれちゃったけど、頑丈なリムのおかげでホイールで走って帰ってきた、なんて伝説があるホイールなんすよ。ああいう頑強なリムを装着してればこれくらいのガリガリは気にしないでも良いのにね〜。ってリアブレーキ解除でフロントだけで全力制動!バランスに注意ィ!!
とこんなことを1秒くらい考えました。そして停止。転倒はしませんでした。すかさず降りて左の歩道にエスケープ。セーフ!
こんな状況になっておりました。なんだこれは!(゜Д゜)
パンクしてブレーキかけたら、タイヤは回ってるけどリムだけ止まる>タイヤ脱落>チューブ脱出 という流れですかねー。直進しててのリアタイヤだからリアがふらついても大丈夫でしたが、曲がってるときにこうなったら転倒してますわ〜。こわいわ〜。
ともあれ、まず第一に、日陰に移動します。これ大事。幸い、でっかい道路案内板の影が落ちていたのでそこに移動してパンク修理開始。
タイヤを外してチェックします。リムとアスファルトに挟まれたタイヤに傷多数。トレッドにひとつ刺し傷みたいなの発見。パンクはこれかな?ともあれ異物は残ってないみたいなのでチューブ入れてみることに。
チューブレス対応のリムのせいか、やっぱり入れづらい。タイヤレバー必須です。もちっと伸びたら手ではまるんですけどね。
タイヤの傷が気になるので、圧が上がりすぎるであろう炭酸ガスは使わないでちっこいポンプだけで空気を入れます。意外といけそう?
ホイールをはめて一応形にしてみました。
チューブが穴からコンニチハ!(・∀・)
これではすぐに爆発しそう(涙
とりあえずこのタイヤの穴にパンク修理用のパッチなどを貼ってチューブのコンニチハをなんとかしなければ。
ちなみに現場は家から10kmの地点です。自転車では近いけど、押して帰るとか冗談じゃ無い距離。どげんかせんといかん。
再度バラして携帯しているレザインのチューブ補修パッチをダメ元で穴の小さい方から貼ってみる。ペラペラだけど、無いよりマシ?でも大きい穴は不安だよねー。とパッチ入れの中に小さいカード上のブツ発見。これタイヤブート付いてたんだ!
タイヤブートっってのは、今回みたいなタイヤに穴が開いたところを塞ぐパッチのこと。テレホンカードを切ったモノとか使うと良いらしい。猛者は1000円札を折り曲げて挟むとか。超山奥だとやるかも。ともあれ今回はレザイン様がこっそりパッチに混ぜてくれていたタイヤブートを拝みながら挟み込む。
再度タイヤはめて空気入れて組み上げて、どうよ!?
分かりづらいけど、上ほど目立つコンニチハはない。少しは出てるけどこれ以上現状戦力では無理!これでなんとか帰らせて神様!
ゆっくりと15km/hくらいで走ります。段差は極スロー。問題なく動くってありがたいねー。
こういう写真を撮る余裕も生まれる。
途中にあるスポーツデポでチューブの予備を買い、ゆっくり走りでようやく帰宅。出発から3時間経っておりました。そしてその走行距離20km弱。長かった(笑)
帰ってフロント用に買ってあったGP4000sと交換したら手持ちのタイヤが無くなりました。ああいうパンクをしづらいというチューブレスを一度試しておこうかなぁ。でもたまたま二回パンクしたけど、いままでゼロだったのよねー。って、そもそもリムが少し削れてるからもうチューブレスは使えないか。 |