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2002年4月 年度が変わるのって日本だけですかね?


ラストチャンス

いつの頃からか着るモノに機能を求めはじめ、「ファッション性よりも機能が大事」という信念になるまでにそう時間はかかりませんでした。

そして、「安くて機能的な服装の究極は軍装である」という定義を導き出しました。

確かに軍装品って丈夫で機能的で便利なものが多いですよねー。

けど、ある日、カジュアル屋でシャツとかパンツとかをかごにポイポイ入れていたら、かごの中身がダークグリーン、もしくはカーキ色(砂漠色?)で染まっていたのを見たとき、こう思いました。

「俺はこれ着てなにするん?」と。

「どっかで戦う予定なのか?」と(笑)

かごに入ってるものだけ着た姿を想像すると、めっちゃ兵隊なんですもの。

それ以来、出かけるときは「上下で一貫してロービジブル(視認性の低い目立たない色)」という状況は避けようと努力しています。

ただし、この時期、アウターはMA-1(飛行士用)かタンカース(戦車兵用)のいずれかが多いですので、「ほぼ兵隊」というゾーンからあまり離れませんが。

 

このように、私はあまりファッションに興味がありませんので、前にも書いたかと思いますが、安い床屋で散髪してもらってます。

のびる→うざい→切る→のびる→うざい→切る という循環が機能すれば良いと思ってますから、カリアゲ部分が虎刈りにならないくらいの腕があればどこでもいいんです。

安いところは精度が低いだけに仕事は早いし。

今日も行って来たんですが、夏仕様にしてもらおうと思い「坊主までは言わないが、かなり短く。横はガーっとカリアゲて、てっぺんは立つくらいで」とどこかで聞いたような形式を注文しました。

一瞬、過去の失策がよぎりましたが、まぁ床屋もそこまで冒険するまい、とそのまま髪切りに突入。

目が悪いので作業進行状況はさっぱりわかりません。

で、頃合いを見て、店員さんが「これくらいでいいですか?」と聞いてきました。

メガネを取ってもらい確認すると、上の部分が希望してるよりまだ長かったんで、「上の方をもうちょっと切ってください」と追加注文をだしました。

サクサクサクーと髪の上をハサミとバリカンが走り、だいぶ短くされたようです。

そしてテルテル坊主エプロンの髪の毛くずが払われ、状況はシャンプーモードに。

「あれ?確認は?」と思ったのは言うまでもないですが、小市民歴30年の私がそれを口にしなかったのも言うまでもありません。

まぁアレですよ。

こっちは2000円しか払わないわけですから、たぶん修正要求は1回しか認められてないんですよね。

「何回もやり直させるんやったら、他のとこ行け」という暗黙の了解なのだろうと。

価格競争に打ち勝つためには必要な措置なのでしょうね。

T字のかみそりを使うのも。

ちなみに後でドキドキしながら自分の髪型を確認しましたが、今回はそこまでおかしくなかったのでホッとしています。

 

ただ、気になるのは白髪。

苦労が多いせいか、最近増えまくってます。

こんだけ短くしても目立つってことは、相当な数になってきたようです。

そろそろ染めようかなーと思ってます。

なんか良い毛染めがあれば教えてください。

青とかピンクにはしませんので。念のため。

2002/4/27


難問に撃沈

なぞなぞでございます。

Q1:明るいときは要らないけど、暗くなった要るチンは?

チンと言えば、まず思いつくのは電子レンジ。

誰に聞いても「チンと言えば電子レンジ、電子レンジと言えばチン」ですよ。

最近のレンジはチンじゃなくてピーピー言ったりしますけど、やっぱりチンって表現しますよ。

こう言いながらも最初に思いついたのはホントはチンチ○なんだけど、そう思わせるのがこのなぞなぞの狙いだということは容易に想像できますから、ニヤッとしたら負けなんですよねー。

これはにらめっこの要素も含んでいる、かなり高度ななぞなぞと言うことです。

イカン、だいぶ答えから離れてきているのがわかります。

うーん、明るいと要らない、暗いと要る、って電気とか?

知りうる限りの電気モノを列挙します。

マグライト、ヘッドランプ、懐中電灯、発光ダイオード、LEDランプ、ナショナル、レーザー、ヘッドライト、室内灯、非常灯。

こんなかでチが付いてるのはカイチュウデントウだけ。

しかもンは入ってないのでダメ。

チン、チン、チン、とつぶやきだし、出題者の思うつぼです。

結局、私はタイムオーバーで負け。

 

Q2:職業欄に2.999ってあったら、なんの職業?

2.999がミソですね。

3の下ギリギリってことは、サンシタ?

やくざ映画とかで「コラ、サンシタ!」って言いませんか?

なんか違いますね。

3の前、サンマエ、ミマエ、マエミ、前身ごろ?洋服?

これもダメそう。

3に近い、ミに近い、ミに近いと言えばレとファですね。

レファ、ファレ、ファーレ、ベルファーレの人?

レレレのおじさんか?

ファーファってなんか無かったスカ?

なんか決まらないですね。

うーん、じゃぁだいたい3ってことですか?

あ、約3でヤクサン!

やくみつる(通称やくさん)は漫画家だ!

ということで、私が自信を持って出した答えは「漫画家」でした。

ちなみに答えは違いました。

(答えは最後に書いてあります)

 

まぁKBCドォーモのなぞなぞ小僧がゆく!のコーナーを見ながら思ったことを書き出してみましたが、私、アホですな。

発想が固いと言うか、とある方向に思考が向くと、そっちの方にどんどん行ってしまい、求める地点とは全く違うゾーンに突入してしまいます。

人には「イワナミワールドに行ってしまった」と言われます。

でも、自分ではこれが私の「自分らしさ」だと思ってます。

よく「自分を捜しに旅に出ます」とか言う人居ますが、旅先で見つかるわけ無いと思うんですがね。

どっちかと言えば、朝がたウ○コしてる時の方が「ハッ」とする思いつきとか記憶がよみがえるとかありますよ。

自分探しがしたい人は快食快便の体を目指せ、と言うのが私の持論です。

誰も指示してくれませんが。

 

なぞなぞの答えは

Answer1:提灯(チョウチン)

Answer2:保母さん(ほぼ3)

わかりました?

2002/4/25


どうしたんだ唐揚げ屋

不安定であることは、あまり良いことではありません。

パソコンとか車とかバスの到着時間とかが不安定だと結構困ります。

また、精神面で不安定だったりすると社会的に生きていくゾーンが狭くなったりして、やはり困ったことにならざるを得ません。

でも、不安定って文字は、メディアその他でよく見かけますよね。

世にはびこる不安定。

安定状態の方がどっちかというと不安定状態なのではないか?なんて考えてみたり。

所業無常の響きあり、なんてのもなかなか的を得てぐーです。

 

ここ数日で、もっとも私が被害甚大だった不安定さは、ケンタッキーフライドチキン(以下ケンチキ)の味付けでした。

発作的に食いたくなるケンチキ。

しかし、私は4ピースとポテトとコールスローとコーラで1食のくせにそれなりの値段になってしまうので、なんとなく買い控えてみたりします。

そうして自分をじらすことで、久しぶりに食べたときの感動を飛躍的に増大させています。

油まみれになりながら、コーラ(赤缶)で流し込むのは幸せを具現化した一つの形だと思うんですがねー。

どうでしょう。

 

ファーストフードであるケンチキですから、レシピとか決まってるんですよね?

ケンチキの唐揚げ揚げる人って、確か資格とかとっててエキスパートなんですよね?

でも、最近、そこのフライドチキン、おいしくないんですけど。

なんかこう、深みがないっつーか、味が薄いっつーか、うま味がないっつーか。

スパイスとかはそれなりに効いてるから、肉の味がショボショボになってしまったのかしら?なんて推測してます。

最近までは偽装肉が流通しまくってましたから、正規品にしたらおいしくなかった、なんてことだったら悲しいです。

もしそうなら不正規品に戻してくれ、と言いたいです。

そんなことはないと思いますがね。

 

やはり作り手の技量、もしくは愛情が味に影響してると考えるのが妥当ではなかろうか。

他の店のも買ってみて、味を比較するのが消費者として正しいはずです。

これは、うちの近所のケンチキファンのためにもきっちり調査する義務がある!と今決めつけましたので、明日の昼飯もケンチキにしなくてはならなくなりました。

あー、もう、しょうがないなぁ(幸)

いやね、これも近所のケンチキファンのためにも仕方のないことなんですわ。

 

もしこれで味の格差が発覚したら、正式に抗議しなくては。

窓口はお店のカウンターで良いんですかね?

ドライブスルー?ってことは無いか。

2002/4/24


腰は体の要と書く

デスクワークを長くやっていると、腰に来ます。

かなりやばそうな感じがして整骨院に行ってみたら「坐骨神経痛になりかけてますよー」って言われちゃって、午前中通院してから会社に行く、なんて事態に陥ったこともあります。

腰痛歴の長い友人に聞くと、腹筋と背筋が弱ると腰痛になりやすいとか。

その彼も毎日ちょっとづつ腹筋、背筋運動を繰り返していたら、だいぶ軽減したらしいです。

毎日繰り返さないと意味がないと言ってました。

ただ、仕事が忙しいとか、なんかブルーな季節だよね、今日は食べ過ぎたからいいや、今日の分は明日やろう、などの理由でサボりはじめ、いつのまにやら腰痛再開するというパターンになるらしいですが。

 

私も筋肉番付などの番組を見て一念発起し、「やっぱり男は筋力よ!」といそいそと鉄アレイを引っぱり出してきたりしますが、だいたい三日で終了。

うちの鉄アレイ、漬け物石にでもした方が利用価値が高そうです。

腰もヤバイし、さらに中性脂肪も高めな私としては、運動不足は死につながる可能性が高いような気もしないではない。

でも、いざ運動!となるとやや逃げ腰になってしまう。

そんなとき、テレビショッピングで例のアレが目に入りました。

アブなんとかって言う、電気信号を送って筋肉収縮し体を鍛えますってやつ。

風の噂では「結構使った後は疲労感があるらしい」とか、「間違ってアブソリュートモード(最強のモード)でやったら痛くてたまらなかった」とか聞きます。

実際に筋肉収縮という面では機能している模様です。

使い方がまたいいですよね。

「運動してるつもりではなくても運動したことになっている」なんて。

そこだけ聞くと、「五千円が五万円になるサイドビジネスであなたも人生をエンジョイライフ!」みたいな胡散臭さも漂いますが、実際そうみたいですからすごいです。

 

システム的には昔からある低周波治療器と一緒なんでしょ?

電気信号で筋収縮、という方式は。(よく知りませんけど)

ただ、「マッサージ効果」とうたってたのを「腹筋を鍛える」と変えただけで爆発的ヒット商品にしたのがすばらしい。

その発想の柔軟さはさすがアメリカ人、って感じです。

だてにガンシップ(※注)を発明したわけではないですな。

 

ただ、気になるのは、通常脳からの指令で動く筋肉を、外部からの電気信号で繰り返し動かしておいて問題はないのか?というところです。

医者じゃないのでよくわかりませんが、外部からの信号で「動け」って言われ続けたら、脳からの「動け」命令に対して鈍くなる、なんてことはないのでしょうか。

「大量に食べ続ければ胃拡張になりさらに大量にモノが食えるようになる(経験則)」みたいに人間の体って適応力が結構ありますから、上記のようなことが起こらないとも限らないような気がしないでもないような。

まぁ低周波治療器で体にきた、ってのは聞いたことがないので、心配要らないんでしょうけど。

 

ホントに問題なく腹筋鍛錬にナイスな効果が期待できるのであれば、是非とも欲しい。

24時間使用すれば、ベリーマッチョな体になれるかもしれない。

裏技的にチ○チ○も鍛えられたりして!

でも自分でやるのはなんか怖いですな。

そうだ、奈良の合コンキングN君、とりあえず試してみてはいかがかな?

特定部に集中的に。

効果のほどは、是非とも秘密裏にメールしてください。

とりあえず無駄に鍛えとこうと思いますので(笑)

 

(※注)ガンシップ:

ベトナム戦争時に、輸送トラックなどの小目標を破壊するために米国空軍が開発した特殊攻撃機。

C130などの輸送機の片側にだけウジャウジャと機関砲などを取り付け、特定の箇所を軸に旋回しつつその中心点に機関砲弾を撃ち込み続ける、という、一見ナイスアイディアだけど人としてそれはどうか?と思わせる攻撃法を思いつき、実際に作ってしまったというもの。

ちなみに最強バージョンと言われるAC-130Hは、7.62mmミニガン2機、20mmガトリングガン2機、そしてなんと戦車と同じ105mm砲まで積み込んでいて、輸送隊を見つけては高射砲の届かない上空からバカスカ撃っていたそうです。

3分に1発の割合で命中弾を与えることができたらしい。(参考文献:「ガンシップ」 ヘンリー・ジーベル著 光文社)

撃たれる方はたまりません。

最低でも3分に一人、友達が死んじゃうことになります。

げに恐ろしきは戦争なり。

そんなの持ち込んでも、アメリカは戦争に負けた、と。

所詮、国が出来てから200年しか経ってないで、しかも食文化は肉とステーキしかないような毛(自主規制)

2002/4/19


不審なる冷凍モノ

冷凍食品の賞味期限って、どれくらいなんでしょうか。

「カトキチの冷凍食品」とかのパックものだと、賞味期限はいついつまでね、って書いてありますけど、たとえば安売りで大量に買った肉などの生鮮食品を冷凍したものは、いつまでもつのか不安になりませんか?

私の親の世代になると、「冷凍しとけば永久に鮮度は保証される」なんて信念をお持ちです。

それなりに保管できるとは思いますが、何年も前のものって怖いっすよ。

 

まぁ、肉なんかは基本的に加熱して食べるからそこそこ安心なんですが、困るのは「刺身で食える鮮度のものを冷凍したもの」です。

こいつも加熱して食えばそんなにビビることはないんでしょうが、「刺身で食えるものを冷凍したのだから、解凍したら刺身鮮度で食えるのである」という信念が我が家にはあるようなので心配なんです。

つい先日も、父上が立派な冷凍イカを知り合いの方からもらってきたんですけど、どうやら、解凍後は刺身で食いたいと思ってる模様です。

落ちたものでも3秒以内に食えば大丈夫、という家系に生まれた私ですから、そこそこの雑菌なら消化する自信はあります。

しかし、その出所不明の冷凍イカを解凍し生で食うのは、正直、抵抗がありますね。

反対意見を述べようか、と考えたんですけど、イカの料理でナンバーワンはやはり刺身です。

イカの天ぷらも良いけど、やはり刺身で食う方がなんか偉いような気がします。

でも、鮮度的な不安が・・・と言いつつ、食卓に並べられたら当然のように先を争って食うでしょう。

左手に大盛りのご飯をもって。

ただ、殺菌効果の高いと言われるワサビを濃厚にまぶして泣きながら食おうと思ってます。

細菌対策的に少しはましかな?なんて思いますんで。

 

ちなみに、2年前の油揚げが冷凍されているのを発見した私は、速攻でみそ汁の具にして食ってみたけど大丈夫だった、とか、賞味期限が1年過ぎた即席みそ汁(生タイプみそ)では、みその色が黒っぽくなりしょう油に近づきつつあったものの、食っても問題なかった、という実績もあることだし、まぁ何とかなるかな。

予定では、そのイカは今週木曜日に食卓に出されると通告がありましたので、その後こちらが更新されなかった場合は「やられた」と思ってください。

なんとか生きて帰ってきたい!(笑)

2002/4/17


小説家志望者

小説を書いてる友達がいます。

そいつは最寄りの軍事データベースサーバーと言って良いくらいの資料パラノイア。

その蔵書量はちょっと大きめの本屋以上でした。

今は実家にそのほとんどをおいているらしく、親御さんからは「なんとかしてくれ」と言われているとか。

また、記憶力もかなり優れていて、びっくりするくらいの知識量を誇ります。

相当数の本を読んできたことは容易に推測されます。

昔は興味のある軍事関連書籍もしくはハードボイルド小説とかを好んで読んでたみたいですが、仕事が金融関係ということで経済関連の知識もメリメリつけてきてるようです。

かなり偏ってるのは否めませんが、下手の横好きもここまでくれば立派だと思いますね。

スゲーやつだ、といつも感心しています。

 

そんな彼が書く小説ってどんなのか非常に興味があるのですが、内容はなかなか教えてくれません。

金融関連のネタだ、と聞かされた気がしますが、きっと武装強盗とか町の掃除屋とか血気盛んな自衛官とかいろいろ出てきたりするんじゃなかろうかと踏んでいます。

あと車も好きだからそれ系の描写もありそうだし、あ、かなりエロいやつだから濡れ場も当然入るだろうな。

友達の書いた濡れ場シーンなんて、恥ずかしくて読めないわ!イヤン♪となるかどうかは定かではないんですけどね。

とにかく、仕事しながら書き貯めて、なんと原稿用紙1000枚以上のものを2本も書き上げたそうです。

いつかはやるやつだと思ってたんですよ(笑)

で、その作品は小説コンクール(って言うんですか?)に応募するらしいんですが、1本は手書きOKだけれども、もう1本は印字出力が必要らしく、急遽パソコンとプリンターを購入したとのこと。

これから打ち込み作業をやらなきゃなー、という状態で、締め切りは5月らしいんです。

まあ打ち込み猶予1ヶ月というところですな。

 

会社でパソコンというものは少々触ってはいるけど、というレベルの彼ですから、ブラインドタッチが出来るとはとても思えません。

原稿用紙1000枚の文字データをうりゃ!と打ち込むためにはいかほど時間がかかるか、ちょっと計算してみましょう。

(1枚ぎっしり文字が埋まってるわけではないですから、だいたい7割が文字で埋まってるということで計算します。)

総文字数 : 原稿用紙1000枚 × 400字 × 70% = 280,000字

毎分60文字打ち込めるとして、

打ち込み所要時間 : 280,000字 ÷ 60字/分 = 4666分 = 約77時間

30日あるとして、一日平均2.5時間となりますね。

平日は2時間、土日はどっぷり打ち込めばなんとか間に合いそうです。

よかったな>M本

 

しかし、毎分60文字打ち込める、という前提が少々疑問ではあります。

「隣の客はよく柿食う客だ。」を私が打ち込むのに7秒くらいかかりました。

分速85文字、という感じ。

また、「このソフトウェアをインストールする前に必ずこの使用許諾契約書をよくお読みください。ソフトウェアをインストールすると、以下の契約条項に同意したものと見なされます。以下の契約条項の同意できない場合は、15日以内にこの製品パッケージを購入した販売店に返却し、返金をお受けください」には90秒かかってます。

これは分速90文字くらいです。

私の入力速度はバカッぱやではないにせよ、キーボード初心者にに比べれば断然早いと思います。

そうすると、キーボード慣れしていないM本君の入力速度は私の半分くらいとして、毎分40文字くらいになるかも。

いや、もっと遅いかもしれません。

だんだんと早くなっていくとは思いますが、結構厳しい状況にあるのは確かでしょう。

もし平均で分速40文字としたら、トータルでなんと120時間もかかることになり、毎日4時間やらないと間に合いません。

夜遅くまで仕事をしている彼ですから、毎日4時間はかなりヤバイんじゃないでしょうか。

「俺が代わりにやってやろうか?」と言いたいところですが、私が他のことをすべてシャットアウトして全力投球でやってたとしても、まるまる1週間はかかりそうな気配です。

「1週間分の金くれ」ってのもどうかと思うので、結論としては「健闘を祈る」としか言ません。

すまぬ。

 

しかし、そのコンクールで大賞をとれば、賞金はなんと1200万円とのこと。

人の打ち込み時間を心配する前に、俺が応募しちゃおうかしら?とヨコシマな考えがよぎったのは言うまでもありません。

実際は、原稿用紙1000枚分なんてそんな長い話をキッチリ構成する能力は私にはないので、レベル的には「宝くじで3億円当てたら」というのと一緒なのが悲しいところ。

2002/4/15


サロンパス焼け

もう辛抱たまらん肩こりになったとき、頼りになるのはサロンパス様です。

貼った瞬間ひんやりとして気持ちいいし、だんだんと成分がしみこんでいく感じがまたいとおかし、です。

完治はしませんが、軽減させることは出来ます。

また、目にしみる湿布特有の蒸気で眠気覚ましにもなるという、一粒で2度おいしいのも事実です。

足の裏に貼って寝る、という疲れ取り作戦もよくやります。

適当に土踏まずのところに張り付けて寝るだけなんですけど、翌朝なかなか快調に起きれますよね。

人によっては、向こうズネの斜め前方に張り付けると足の疲れがとれる、とのことですが、実際やってみるとかなりの量のスネ毛がサロンパスに奪取されてしまうので、あまりサロンパスではおすすめできません。

粘着力の弱い湿布薬だと大丈夫なんですが、いかんせんうちにはサロンパスの在庫しかないもので。

 

このように我が家ではサロンパスを大量に消費するため、いつも大きな箱で買ってきてるんですが、意外と高いですよね。

1枚あたりいくらになるんだろう?

よく覚えてませんが、それなりの値段になると思います。

で、薬局で目に付くのが安い亜流のサロンパス。

ビタミンE配合なんて書いてあったり、箱の色使いも本家の真似してたりと、なかなかリアルに再現しています。

効能が同じなら、安い方が良いじゃないですか。

そういうことで、安い方をガバッと買ってみました。

 

そのころ、かなり肩こりがひどくて痛いくらいでしたから、買ってきた亜流の湿布を迷わず患部にばしっと貼り付けました。

そのまま就寝して、朝には肩凝りの痛みが引いている、という作戦。

起きてみると、確かに肩こりはだいぶ和らいでいましたんで、おそらく成分を使い果たしたと思われる安物サロンパスははがして捨てます。

しかし、はがした跡がどうもヒリヒリしてるんですね。

ちょうど日焼けしたような感覚で、Tシャツのタグとかが当たるだけでチリッと痛みが走ったりします。

「日焼けしたかな?」なんて思ってみましたが、日焼けするような行動はとっていません。

確認のため、鏡でよく見てみると、なんと湿布をはがした跡の四角い部分が赤くなっています。

さわってみると、痛い。

薬物による軽いやけどを負ってしまった模様です。

ケミカルクライシス、もしくはケミカルハザードです(笑)

 

本家のサロンパスではこんな事態に陥ることは全くなかったので安心していましたが、安物は違いましたねー。

まさか火傷のようになるとは。

推測ですが、安物はほとんど吸湿性のない素材で出来ているため、寝てるときにかいた汗が蒸発せずにシートと皮膚の間にたまり皮膚がふやけた状態になる。

そこにしみ出してきた薬効成分が必要以上に皮膚組織にしみこんでいき、結果として火傷のような状態になった、という感じでしょう。

本家のサロンパスはそれなりに吸湿性のある素材みたいですから、そのへんで値段の差が出たんでしょうね。

箱にはその辺のことなんにも書いてなかったから、同じもんだと思ってしまったんです。

あー、もうこの安物は肩こり用には使えません。

結局、足の裏専用になってしまった安物。(足の裏は皮膚が強いから大丈夫でした)

こうなるとなかなか減ってくれません。

一応、効果はなきにしもあらずなので、別に損はしていないと思うのですが、肝心の肩こりに使えないっちゅうのはやはりどうかと。

損した気分には十分させてくれました。

安物買いの銭失いって、やはり貧乏人に降りかかる火の粉なんだなぁと痛感した次第でございます。

 

なんかいつも同じことを痛感してる気もします。

今時ワープロでも学習能力があるというのに。

ワープロ以下?<私

2002/4/13


システムを考えつつ、ダイエーを応援しよう

第一勧銀に口座を持ってるものとして、今回のみずほのシステム問題は気になります。

まぁ数万円しか入ってないし、引き落としなんかに使ってないので、今回のトラブルには巻き込まれてないと思いますが、不安定な銀行のシステムってのはかなりヤバイ話ですよね。

ある意味、核兵器の管理システムが不安定でいつ発射するかわからん、ってのと似てるような。

いきなり預金が消える、なんてことは無いでしょうが、「あるかも知れない」と顧客に思わせた時点でみずほの負けでしょう。

私も貴重な数万円を守るため、近日中に解約しに行こうと思います。

 

ともあれ、大きめのシステム開発に携わったことがある人にとって、今回の話は「あらら、やっちゃいましたねぇー」と半分同情の対象だと思います。

たぶん、システムを組んだ技術の人たちは、かなりがんばったんだと思うんですよ。

でも、統合する銀行間のシステムがまったく異なっていて、しかも各銀行が「うちのシステムにあわせてくれなきゃヤダもん」とごねてしまい、肝心のデータをどう扱うかという設計が遅れたらしいじゃないですか。

その辺の設計ができてないと、プログラムなんて組めやしません。

しかし、納期ってのはきっちり決まってるわけで、このままでは絶対間に合わない自信がある!という状態になりますので、往々にして「だいたいこうなるんじゃない?」と想像でプログラムを始めます。

そのうちに設計が出来てきて、恐怖の「データ構成がガラリと変わる」事態が発生します。

プログラムなんてのは、言ってみれば「データ処理」でしかないので、データ構成の変更イコール処理の変更、すなわちプログラムを書き直さねばならなくなります。

せっかく単体試験は終わっていたのに、書き換えたからまた試験しないといけないけど、あー、時間がないから結合試験をして単体試験の項目消化と重ねちゃおう、なんてことが横行し出します。

だいたいそういう箇所にバグが潜んでますので、結合試験で止まります(笑)

でも、バグはなかなか見つかりませんし、ほかの試験も止まって大変なことになります。

そこで、擬似的にOKなデータをぶち込んで後の処理を流しつつ、バグの解析を進める、なんて「ホントにこれでいいのかよ?!」と言いたくなるような感じのテストが進められます。

あー、恐ろしい。

まぁ、時間さえあれば、バグなんていつかはそれなりに少なくなると思うんですけど、今回は間に合わなかったんですね。

おそらく、技術の方からは「すいませんが間に合いません」と声は上がっていたはずです。

しかし、クライアントであるみずほは「お金払ってるんだから、なんとかしなさい」とか「それじゃ困るんだよ」とか言って、技術側に無理を言っていたんでしょう。

実際、処理負荷がそこまでかからなければシステムには問題がなかったらしいから、技術の人も「一応は動きます(負荷がかからなければ)」なんて言っちゃったんじゃないかなぁ。

担当者の不安と脂汗が見えるようです。

 

結局、統合していきなりボロカスな評価をされたみずほ。

かなりの預金が他の銀行に流れちゃうと思います。

「預金の管理システム統合がまだ完了しないので、統合を引き延ばします」と言っていれば回避できたと思われる今回の事件。

私が思うに、幹部連中のほとんどがアホだった、というオチではないでしょうか。

システム運用に危険因子があるとわかっていてゴーサインを出したわけですからね。

地雷原と書いてある土地に家を建てたら、そりゃどっかで爆発しますわ。

アホかい。

 

日本人は、偉くなるとダメ人間になっていくような傾向があるような気がしてなりません。

なんか外務省の局長が私用メール、しかもラブレターを毎日数時間かけてしたためてた、なんてこともありましたねぇ。

暇なんですか?

それで給料いくらですか?

そういえば加藤とかいう議員も贈収賄罪とかの罪には問われないのですか?

億単位の献金とか、実刑ものではないんですか?

93歳のばーちゃんに送っていた月35万円の政治資金はちゃんと政治活動に使ったって、一般労働者をバカにしてませんか?

あー、最近腹が立つことばっかりじゃ。

 

こういうときは、やはり面白いゾーンに身を置かないと健全な精神状態でいられません。

ということで、本日のダイエー−近鉄戦です。

めっちゃ面白いゲームでしたねぇ。

途中までは両チーム0続きで、後半の点の取り合いは気迫と根性を感じずにはいられませんでした。

おかげさまで延長戦になり、TV放映が途中で終わっちゃったから、ラジオで中継を聴くはめになりましたけど、なんか昔の家みたいでようございました。

そして、ダイエー松中のさよならホームランで延長11回の死闘にケリと。

いいなぁ、筋書きのないドラマ。

しびれました。

今年のダイエーは強いです。

今年はV奪還するんじゃないかと本気で思います。

そして、ダイエーの優勝セールで、また無駄なものを買う私が目に浮かぶ(笑)

2002/4/11


日本人の宿命的ツール

めっさかっこいいPDAテキストうち作戦を目指して買ったPalm用のキーボードですが、今ひとつ使用頻度が低くなってました。

OS機動に必要な時間はゼロに等しく、スイッチポンでそのままテキスト打ちが開始できるのは文句無しに良いです。

キータッチ、ファンクションキーの振り分けなんかも良くできていて不都合はあまり感じられない。

ちっちゃい画面も、慣れればそんなに違和感なく使えます。

電池も思ったほど食わないし、全然OK!と言いたいところなのですが、大きな問題が一つあったのです。

Palm標準の日本語変換システム、かなりのおバカさんだったのです。

 

ちょっと長文になると、80%は間違った漢字に変換してくれますし、日頃Windows標準のIMEでやりやりやってる私にはどうしても慣れない文節切り換えの仕方とか、なんかあったらペン入力しないといけない煩わしさとか、もう日本語変換に関してはまことに遺憾ながら使用に耐えませんでした。

本体が4900円だったのにもかかわらず、キーボードに6750円払うという不条理を乗り越えて合体させたのにむくわれん!

と思っていました。

一応、キーボードのおまけでATOK for Palmなんかが付属していたんですけど、2MBのメモリの内1.3MBも使ってしまうらしく、ほかのアプリケーションが入らないじゃないか!と入れてなかったんです。

とりあえず、あまりない予定管理とか、暇つぶしゲームとか、ラーメンタイマーとか、ほかのアプリケーションでちまちま使っていました。

 

そんなとき、「大戦略 for Palm」が発表になったらしく、1面だけのデモ版がDLできるらしいという情報をゲッチューしました。

大戦略といえば、ミリタリー好きなら一度は手をふれたであろうはずの傑作シュミレーションゲーム。

私も学生時代に大ハマリして連日連夜遊びまくり、そのとき同時に高カロリーの夜食を食べ続けたため、気がつくと1ヶ月で体重が10キロほど増えてた、という鮮烈な印象があります。

Palmで大戦略なんてちょっとやってみたいねぇー、と早速DLしました。

そのファイルを解凍してみると、インストールファイルのサイズは1.5MBほどあるみたです。

2MBのメモリしかない私のPalmにも入りそうな感じ。

しかし、現在うちのPDAにはすでにいろいろとインストールされてますので、そんなでかいファイルが入る余裕はありません。

とにかく消しまくります。

途中だった、恋愛シュミレーションゲームのセーブデータも涙をのんで消します(笑)

ほぼ素の状態になったところで、大戦略をインストール!

で、大戦略は動きませんでした(笑)

 

OSは適合範囲内だったんで、たぶんメモリ空き容量の不足でしょう。

いまどき2MBってかなり少ないみたいですからねぇ。

はー、セーブデータまで消したのに・・・と途方に暮れかけましたが、ふとATOK FOR Palmのことを思い出しました。

入れるなら、ほかが素の状態の今しかないわ!と、試しにインストールしてみました。

すると、

長文入力時の漢字変換ミスがほとんどない!

Windows標準のIMEよりも、かなり賢く変換してくれるんでずぜ!

矢印キーとかがIMEライクでかなり使い勝手が良くなってる!

標準とは比べものにならないくらい、使えます。

ホントに。

これでうちのPalmには、ATOKが標準装備とすることが決定しました。

 

これで文章をところかまわず打ちまくれる環境が我が手にきたことになります。

一瞬で起動してくれるテキスト入力装置って、すごくいいです。

思いついた瞬間に記録できますから。

映画を見ていて次回作にパクれそうなネタがあったら即記録してみたり、ニュースをみながら「イスラエルとアラブの喧嘩状態について」書いてみたり、ラーメン用のお湯が沸くまでの待ち時間に「電気ポットの湯沸かし時間と食欲の推移」に思いを巡らしてみたりとか、「日々思うこと」を含めて絶大な戦力となりそうな予感がしないでもないです。

えらいぞATOK!

ありがとうジャストシステム!

もう四国には足を向けて寝ません。

 

ただ、ATOKのせいでメモリ容量が圧迫するので、結構容量を食う恋愛シュミレーションゲームはインストールできなくなってしまいました。

ちょびっとだけ残念な気がします。

ちょびっとだけ(笑)

2002/4/9


セルフ

YPVSバルブのカバーのネジが1本取れちゃってたため、排気漏れというかオイル漏れというか、非常にきちゃない状態になっていた我がバイク。

不精せずにとっとと見とけば、ここまできちゃなくなんなかったのになぁー、と思いつつネジをとりつけて修理完了。

ゴムが変質してなぜかベタベタする、かつ擦り切れてみすぼらしさダイナマイツなグリップも、清水の舞台から飛び降りるつもりで交換。

と思いきや、1500円と安かったので一安心。

フロントブレーキも友人宅で分解整備して、現状最大限と思われる制動力を引き出すことに成功。

この間まで、「このバイクはとっとと捨てちまおう」と思っていましたが、いやいや、まだまだ乗れまっせぇ!ということになりました。

ものは大切に。

 

やおら調子良くなった(と思われる)バイクがあり、初夏を思わせる陽気と青い空。

「ちょっと調子をみてこようかなー」とバイクで出かけてしまいました。

ただ、基本的に12年前の工業製品ですから、そんなに無理はさせられません。

法廷速度プラスアルファで、近所の峠とかダムとか田舎のほうをテレテレ走り回りました。

肝心のバイクの調子はと言うと、すごく速くなりました。(当社体感値)

のけぞる加速をみせます。(当社体感値)

デレデレともれていたオイルも止まった模様。(たぶん)

とても12年前のものとは思えない、とは言いすぎですけど、12年前のものにしてはえらく調子が良いのではないでしょうか。

いつ止まるか分からん、って恐怖がいつもついて回るのはしょうがないですけど。

ちょろっと走るだけのつもりでしたが、「あの藤の花はやっぱり撮っておかねばな」とか「こっち行くと込みそうだから」と同じ道を引き返してみたり、「ここまできたらあそこまで行ってみよう」と足を伸ばしたりして、結局2時間ほど走り回ってしまいました。

 

走り回れば、当然ガソリンが減ります。

残念ですが、これは内燃機関の宿命ですから仕方ありません。

いずれは原子力とか宇宙からのマイクロ波受信とかで走るようになって、「給油」という言葉は死語になるかもしれません。

もしかして水を電気分解して酸素と水素を生成させ、それを燃焼してエネルギーを発生、ついでに出来る水をさらに電気分解して・・・という永久機関みたいなのが出来ると、そのときは最初だけ「給水」になるのか?なんて考えつつ、ガソリンスタンドを探します。

いつもここ、と決めてるスタンドはないので、だいたいその時の気分で給油するところを決めます。

今日入ったところは、過去何度か給油した時に結構店員がキビキビしていて感じよかった記憶があるところだったんですが、なんとセルフ給油スタンドになっていました。

 

実は私はセルフ給油、初めての体験です。

一度入ったことがあるにはあったんですが、なぜかガソリンが出てこなくて、そのまま退散したことがあるだけ。

今回もそんなだったらヤだなー、なんて考えつつ説明書きを読みます。

お金を入れてから給油するなんて知りませんでした。

いざ始めると、機械からはこんせつ丁寧な説明が音声で流れるので、初めてでも安心です。

ただ、ギリギリまで入れようとした私は、ご多分に漏れずガソリンをちょびっとぶちまけてしましましたが。

まぁガソリンなんて揮発性が高いから、すぐに乾いてなんともない(はず)。

とりあえず満タンになり、帰路を急ぎました。

ちなみにリッター85円でしたね。

安いです。

 

しかし、帰る途中に他のスタンドの看板を見て、ちょっと考えました。

そこには「リッター86円」の文字が。

そこは通常のスタンドで、店員さんが応対してくれています。

ということは、ガソリンを入れてくれるのは当然として、灰皿のごみを回収してくれて、窓も拭いてくれて、タイヤの空気も入れてくれて、オイルのチェックとかもしてくれるかもしれません。

さらに、「ありがとうございました!」なんて言葉もかけてくれちゃったりと、贅沢の極みと言っても過言ではないサービスが付加されてるわけです。

しかも、リッターあたりの差額は1円しかない。

私はバイクですから、合計差額は10円以内ということになります。

窓も拭かれないし灰皿もないですけど、その10円で「ありがとうございました!」は言ってもらえる。

言ってもらうのに1文字1円としても、かなりお得な計算です。

もし私が「10円やるからありがとうございましたって言え」なんて言われたら、とりあえず殴るか蹴るかジャンピングニーパッドってとこです。

ありがとうございました、と言わせるのが10円では無理なのは自明の理、と言えましょう。

 

安いから、ってことで増殖しているセルフ給油スタンドですが、そんなに値段が変わらないなら、今まで通りのシステムのほうが私は得な気がして好きです。

なんでも自動化が進んで、どんどん人間の接触が無くなっていってるような気がするのは私だけでしょうか?

自動販売機から「ありがとうございました」って音が聞こえても、ぜんぜんありがたがられた気はしないでしょ。

新しいものが絶対良い、とは限らんと思うのです。

 

ただ、バイクは新しいほうが良いです。

「山奥でプスッと止まるかも」ってビクビクしながら走るのは、結構なストレスでございましたから。

2002/04/06


ドレミ問題

ハナちゃんが急激に大きくなってからと言うもの、個人的には面白くなくなったような気がします。

なんか、友達関係のゴタゴタっぽいシナリオが多いような。

番組の対象を考えると、その対象ってのはそんな環境の当事者であるわけですから、そのようなネタは真実味を帯びてグッとくるのかもしれませんが。

でも、私が見るようになったのは、どこかの掲示板で「今週は大の大人が泣ける話だった!」みたいな書き込みを見たからです。

それでなんとなく番組を見たら、「親が離婚した環境での親子関係やいかに」とか、「リストラにあった親は子供と一緒にいられるか」とか「不登校になった子と友達の関係は」とか、なかなか重いテーマを上手に盛り込んみつつ話をまとめてるところに好感が持てたからです。

正直言いますと、涙ぐんだことも何度もあります。

私は「いい話やないかい!」という展開には非常に弱いです。

あ、日曜の朝にやってるおじゃ魔女ドレミの話です。

子供番組です。

 

でも、子供番組と侮ってはいけません。

上記のように、深いテーマも無きにしもあらずですからね。

また、結構大人も見ているという証言を、この間ゲッチューしました。

オタク連中、というのであれば、「あー、まーね。そーやろーね」となるだけですが、そんなんじゃないです。

普通の大人の女が見ていると言うのです。

しかも「夜の女」たち。

夜の女といっても商売してる人たちでなくて、週末の夜に中洲で飲み明かす女たちのことですよ。

で、さんざん飲み散らかして朝方帰宅しますよね。

「あ”ー、もう一生酒は飲まないわ」なんて何度言ったか分からない呪詛の言葉を吐きながら、冷蔵庫から取り出したウーロン茶とUSJ土産のコップを持ち、ソファーにバフッと沈み込む。

ソファーの上には脱ぎ散らかしたままのブラウスとか置いてあったけれども「どうせクリーニングに出すから」という暗黙の了解のもと、気にしない。

自覚するほどの脱水症状を打ち消すべく、とりあえずウーロン茶を立て続けに2杯イッキ飲み。

「くぅぅ!染みるねぇ!」

五臓六腑に染み渡る水分でちょっと落ち着いたところで、バッグからタバコを取り出し火をつけた。

立ち上る煙を目で追いながら天井を仰ぐ。

この部屋で動いているのは、立ち上る煙と前彼にもらった掛け時計だけ。

別れたときに捨てようかと思ったけど、実用上は別に問題ないわ、と捨てないでおいたのだ。

飲みすぎて耳鳴りがするせいか、ヨシコの耳には時計のコチコチ言う音だけしか聞こえない。

こんなときは、部屋が妙に静かな感じがするものだ。

テーブルに乗っかったままでほこりをかぶったテレビのリモコンを、「ポチッとな」と声に出してONにする。

昭和に放送された子供番組のなつかしい台詞をまねた自分にちょっと恥ずかしさを覚えるヨシコ29歳独身OLであった。

「着替えてから寝るか、寝てから着替えるか」などとボンヤリ考えたりもしていたが、気が付くと半分開いた目でおじゃ魔女ドレミをじっと見ていた。

メイクを落とすのも忘れて。

というようなシチュエーションで見てるそうです。

で、「飲んでいるからかもしれないけど、たまに感動して泣いたりする」とのことでした。

ちなみに人づてに聞いた話ですから、上記再現フィルムはほとんどフィクションかも知れません。

ご了承ください。

 

そんな大人の女性も感動するおじゃ魔女。

子供が感動しないはずはありません。

お話は。

私が気にするのは、その番組に関連するおもちゃ商品群です。

ステッキみたいなのは言うに及ばず、お料理ダミー用品とか、なんかしゃべる赤ちゃんの人形とか、はてはコスプレ衣装まで販売されている模様。

そんなCMが間にはさまるから、一緒に見てる親はたまらんでしょうね。

きっと結構な値段がするのでしょう。

気の毒です。

でも、「美しいミセスの何とかスーツ」なんてCMが一緒にあるのは笑えます。

ターゲットがはっきりしすぎっちゅうねん。

 

まぁ私なら、オタク向けの商品ラインナップも入れると思います。

「1分の1おじゃ魔女フィギュアセット」とか。

「お友達になってね♪」なんてキャッチコピーつければ、きっと高くてもナンボかは売れると思いますよ。

私は要りませんが。

担当者もまだまだ甘いな、と思う今日この頃です。

2002/4/4


質の低下

「CGアニメーションってなんだかんだ言ってもアニメなわけだから、今放送されているアニメは見とかなイカンやろ」とか、「TV画面にはエンターテイメントがあったほうが絶対いいと思うから、笑いのエッセンスを蓄積する意味でお笑い番組(バラエティに非ず)はチェックしないとね」とかの意味を込めて、テレビっ子な私です。

しかし、さすがに1日中テレビに張り付いていたのでは、そこらへんの引きこもりのヒッキーさんと同じになってしまいますので、20世紀の大発明「ビデオデッキ」を使用することになります。

日々録画予約がそれなりに配置され録画された番組は、寝る前のゆったりとした時間に鑑賞されています。

ダメ人間の時間と言われそうですが、上記のように立派な鑑賞理由があるわけで。

やっぱりダメですか?(笑)

日々ビデオデッキは回りまわっていますが、別に1日3時間とか録画してあるわけでなく、ほとんどの曜日で30分から1時間、という程度です。

さすがに全部保管しておくとテープの備蓄量たるや大変なことになるのは火を見るよりも明らかなわけですから、そのつどテープは巻き戻して使用しています。

 

毎日巻き戻して使ってるテープですが、使用される部分は最初のところがほとんどです。

その一部分だけが毎回毎回録画を重ねられていることになります。

劣化して当然、と言えば当然の成り行きですけど、最近の安物テープって痛むのが早くありませんかね?

一応、安物の中でも「高耐久性を実現!」やら「繰り返し録画に最適!」なんてキャッチコピーのものを選んで買ってきてはいるんですが、結構すぐにノイズが乗り出してるような気がします。

現在、ビデオデッキ2台が録画用で稼動していて、3本のテープをローテーションして使ってるんですけど、その環境下で使用して1ヶ月でだめになるものも少なくないですねぇ。

たまに全く録画できていないことも発生してみたり。

見たいから録画してるはずなのに、見れないのってなんともつらいもんがあるじゃないですか。

「爆笑オンエアバトル チャンピオン大会予選」なんて、レンタルビデオになることもないだろうし、NHKアーカイブスなんかで取り上げられることもないのは間違いないので、ここで見逃したらもう二度とお目にかかることはできません。

「一生の不覚ー!」なんて叫びつつ「俺の人生における不覚ってその程度か?」と自虐的に落ち込むような気がしたり、しなかったり。

ですから、ちょっとノイズが多めに乗り出したテープは廃棄処分にしています。

もったいない気もするけども、背に腹は変えられないのであります。

 

ここで、ビデオデッキが普及し始めたころを思い出しましょう。(知ってます?)

ビデオテープが1本2500円くらいしてた頃です。

めちゃめちゃ高級品であるビデオテープですから、せいぜい2本くらいしか家には置いてなかったですよ。

それを家族であれやこれや録画するわけですから、それはもう繰り返し録画の鬼になってた記憶があります。

でも、録画不能に陥るなんて事態には遭遇したことがありません。

貴重なテープですから当然のように3倍で録画してたのもあって、それなりに画質は落ちてましたが、鑑賞に堪えるレベルだったと思います。

10年くらい使用可能だったと言う、超強力な耐久性を持っていたものもあったし。

「高くても良いものは良いのだ。」ってのを素直に感じます。

 

そう分かっていても、財布はいつも非常事態宣言発令中なわけで、高いものばっかり買ってると涙で預金通帳はかすんでしまいます。

かすんでしまった通帳は何度見返しても非情な数字が並び、その数字の暗号を解読すると「逝ってヨシ♪」となるのかも。

結局のところ、安いものを工夫してなんとかやってくしかないのが悲しい現実ってやつでして。

ちゅうことで、やっぱりビデオテープは1本100円マデ!

焼酎は白波(最近いいちこでも可)にキマリ!

ビールと言えば発泡酒!

ホカ弁はから揚げ(大盛りミニうどんセット)!

という生き方を貫いて行こうと思います!

やるぜ!(笑)

 

このまま生きていって、私の質が低下しないかちょっと心配です。

2002/4/3


エイプリルフール

日本では今ひとつ定着しない嘘をついて良い日。

名前からしてエイプリルフールは言いにくい。

ルフールのところなんかフランス語っぽくて、なんとなく素敵な感じがしますが。

とりあえず有名なエイプリルフールですが、子供の頃は別にして、自分の周りでこの日にはしゃぐ人はいませんでしたね。

いたとしても「電話にでんわ!」ってのと同義な感じで知覚防衛が働き、記憶から抹消されているのかも。

たまに同窓会なんかのとき、友達とアルバム引っ張り出して見て「あー、こんなやつ居た居た」というときの「こんなやつ」がはしゃぎそうな感じです。

その手の輩とは、私はあまり長い付き合いはしないようです。

 

しかし、嘘をついてもいい、というコンセプトはなかなか面白いと思います。

せっかくの楽しげなネタの日ですから、なんとかひねり出してみました。

イスラエル軍のメルカバ戦車はでかくない

政治家は腐ってない

フーリガンってバカじゃない

お酒は美味しくない

Hビデオは見たくない

眠くない

おなか空いてない

基本的に人を信じやすい私ですので、これが精一杯(笑)

あとは嘘の上手な永田町の面々にお任せしたいですな。

 

でも、国会証言とかで虚偽の報告をして、「あれはエイプリルフールだったから」なんて言い訳は通用するのでしょうか。

誰かやってくれないかなー。

やるなら信頼が失墜してる今しかないと思うんですけど。

「私は嘘をついていない!」というあたりをエイプリルフール作戦でひっくり返してほしいです。

 

絶対なさそうですから、あきらめます。

2002/4/1


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