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2004年2月
デジタル物欲、略してデブ欲が花粉とともに来襲した感のある昨今、いかがお過ごしでしょうか。
私は最近まで物欲を抑えるすべを身に付けていたはずなのですが、どうも最近その辺りのバリヤーが破壊されてしまったような。
欲しいと思ったら止まらない感じです。
一種の精神病なのかもしれませんな。
薬局で物欲阻止剤とか処方してもらえるんでしょうか。
個人的にはデジタル方面の物欲さえ抑えられれば問題ないので、そっちのでお願いしたいです。
で、なに買ったかというと、カシオペアE-2000。
いわゆるPDA(Personal Digital Assistant)であります。
Windows CE機であります。
2年程前にPalm m100って入門機を買ってみて、「おお、なんかいいねぇPDA」と思ってはおりました。
手元でさくさく軽快に動く小さなコンピュータ端末を見ただけで、これぞまさしく未来的情報端末だね!なんてキャーキャーしたものです。
実際、ネット上に配布されてる優秀なフリーウェア群を駆使したらいろんな機能を実現できたりして、「これは便利かも!」なんて舞い上がっておりましたなぁ。
しかし、PDAの主な使い方であるPIMという住所録やら予定やらの個人情報管理は、正直自分にとってはあんまり必要ないんですな。
キーボードをつけて「どこでもテキスト打ち端末」にしようとしたものの、搭載CPUの弱さ(たしか16MHz)からかある一定量以上のテキストになると変換効率がた落ちで、とてもつかえるモンではなかったんですよねぇ。
絵を書いて遊べる、と聞いてはいたものの、モノクロ画像で160x160ではガンバリ甲斐がないってもんで。
メモリも2MBしかなく、メイン用途と考えられるテキスト打ちに必須なATOK入れたらほとんど空きが無くなっちまうので、フリーウェア入れまくっていろいろ使っちゃう作戦も結局出来ない。
で、そのm100は、たまに忙しいときにスケジュール管理などに引っ張り出す程度で、ほとんど使わなくなっていたのでございます。
まぁ投資額も1万数千円だったので、PDAとはなんぞや、という勉強代だったのかもね、なんて思うことにしておりました。
で、時は流れて2004年2月下旬。
ってこないだですが、ネット徘徊してると、とあるサイトで管理人さんの所有するPDAを「ギャルゲーとアニメ再生端末」として紹介されてるのを見てしまいました。
私はその紹介文に目を奪われました。
PDAってのは、その機動性の良さが唯一無二の武器であって、その用途は限りなく限定されたビジネス方面のもの、と自分の中で決め付けていた価値観が、ボーンと吹き飛びました。
例えて言うなら、BFにおいて「わはは。戦車に乗った俺様は対歩兵戦は無敵状態なのだ〜。旗はいただくぜ」と随伴歩兵ナシで敵陣に突入したところ、死角からのこのこ近づいてきた敵工兵に地雷置かれて瞬殺、みたいな。
例えは良く分からないと思いますが、まぁそんな感じでショックを受けた、という程度に理解していただければ幸いです。
ともかく今時のPDAは、趣味的な用途、特に私の趣味にフィットしまくりそうな用途に使えるデジタル製品であるという認識にすりかわったわけで。
「んー、欲しい!」そう思うまでに数秒しかかかりませんでしたな。
あと、アニメ鑑賞ができるイコール音が出るということでしょ。(m100は音声再生能力が全く無かった)
メモリカードにMp3突っ込んだらシリコンオーディオプレーヤーとして使えちゃったりもするんですよねー。
今もMp3プレーヤーはCDタイプのを持ってますが、あれは胸ポケットには入らないのでカバン無しお出かけには使えないんですわ。
気軽に持ち歩けるシリコンオーディオプレーヤーは昔から欲しいもののひとつであったので、さらに物欲エンジンは加速した次第です。
ちなみに、なぜPDAでギャルゲーをする利点があるのかと言いますと、あれって基本的に「BGM付き紙芝居のベリー長い版」なんですよね。
私の認識ではシナリオを楽しむ読み物って感じです。
感覚的には本に近いと思います。
そして、モノにもよりますが、長編ものになると読み終わるまでに60時間とか要するものも少なくないのですよ。
で、通常ならデスクトップPCの前に座ってモニターを眺めているわけですが、やっぱ長時間になると正直しんどい。
姿勢としては仕事してるのとあまり変わんないわけですからねぇ。酒飲んだりしながらマッタリしてるとは言え、肩こりまくりな時とかはつらかったりします。
やっぱ寝る前とかに布団に包まってゴロゴロしながら見たかったりするじゃないですか。
デスクトップマシンではひっくり返っても無理な難題も、機動性抜群なPDAなら当然のようにそれが出来るわけです。
うむ、素晴らしき哉PDA様。
物欲エンジンがフル回転しているのを抑えるためには、購入しかありません(笑)
ともあれ、ただ闇雲に買いに行ってはイカンです。
用途に合ったものを探さないといけません。
突っ走ってとりあえず購入、はいダメでしたー、ポイ(廃棄)なんて贅沢は敵なのです。って言うか、財政上無理。
まずは情報収集です。
例えオモチャ用途(ついでにスケジュール管理(笑))とは言え、妥協は許されませんのです。
ただし、金銭的な妥協は必須です。
というのも、調べたところ、新鋭機はべらぼう高いのです。
高いのなんて7万円くらいしやがるので、手なんか出るもんか。
ということで、最初から「安いけど用途も満たしそうなスペックのもの」を探しておりました。
基本的には型落ち、もしくは中古ですよね。
ただ、あまり古いとスペックも低くなるので適当に新し目のやつ。
こんな条件つけて調べてると、正直よくわかんなくなって来たので、「1万円くらいであったら何は無くとも確保(多分無理)」と決めて、とりあえずショップを巡ってみることにしました。
で、何軒か廻ってみたところ、それなりっぽいのも2万円くらいでありますねぇ。
某店では14800円のもの、しかも「さらに値引きします!」と謳ってるのを見つけましたが、在庫切れでした。
まぁ2万円クラスのものが確認できただけでもいいか、継続調査の足しにしよう、と帰宅してさらに調査継続です。
だいぶ的が絞れてきたので、そこからの調査は具体的になってまいりました。
スペックとか搭載OSは千差万別なので、用途と価格を絞ると機種も絞られてきたんですな。
まず、音楽と動画の再生に関しては、それなりのCPUならなんとかなりそうでしたの、であまり気にしないでOK。
しかし、影のメイン用途になりそうなギャルゲーとなると話は別でした。
もともとの製品はWindows用に作られているものなので、当然「PDAで動くもの」に変換する必要があります。
その変換プログラムはフリーで配布されてたりするのですが、全てのものが全てのものに対応してるなんてことは無く、コレはアレで出来るけど、アレはそっちじゃ無理、なんてことがありまくります。
で、総合的に見て、OSはPocketPC2002搭載機がベストチョイスらしいという情報を発見。
調べてみても、私の所有するタイトルが結構動くみたいなので良さげであります。(ちなみに私は気に入った映画とかは何度見ても飽きないタイプなので、一度やったギャルゲーを再度やりなおして再度号泣できます。)
某店の14800円ものはLinux OS搭載機だったので、危ないとこでしたわ。
在庫切れの幸運をブッダあたりに感謝しつつ、品定めを続けます。
この辺になると、ほとんど値段の問題です。
最終的に、Docomoのmuseaってのと、カシオペア E-2000が残りましたな。
基本的に兄弟機なものでして、発売時期と価格帯から、現状の相場では2万円を切るような感じなのでした。
ただ、museaはバッテリー内臓のため、中古買ったときにそのヘタリ具合が心配という問題があり、museaは新品で、E-2000なら中古もOK、というスタンスを取ることに。
あとは良い出会いを待つのみじゃねー、と言うときに、某ショップのネット通販にE-2000中古が大量入荷という情報ゲット。
確かに見てみると、残りがまだ9台もありやがります。
しかも4800円、もしくは10800円という投売り価格!
こんな値段は今まで調べてる間にもとんとお目にかかることはございませんでしたですよ!
値段からしてボロそうですが、どうせオモチャじゃ、気にすまい。
とりあえず動いてくれさえすればOKです。
しかし、4800円のにするか、10800円のにするかを迷いました。
安いほうはクレードルという、携帯の充電台みたいなのがついてないらしいのです。
充電だけならACアダプターだけでよいのですが、実はクレードルはPCとの接続ユニットでもあります。というか、そっちがメイン機能。
ちょっと調べたところ、データの受け渡しはクレードルが無くてもLANとかメモリカードでなんとかなるっぽいのですが、いかんせん私はPocketPC初心者なので、普通に接続できたほうが良いよなぁ、と思いまして高いほうに決定。
と思いきや、ちょっと目を離している隙に4800円のものは無くなっており、10800円1台のみという状況。
電光石火で住所氏名を入力し、発注ボタンを押しました。
しかし、この価格設定で、私もネットで見つけた情報です。
在庫数の減りっプリから考えても他の人が欲しがっていたのもはっきりしています。
「やっぱりあまりの破格値に注文が殺到したんだろうなぁ、もしかしたら俺の注文も入力のラグで誰かの後になってるかも知れんなぁ、ダメならあきらめよう」と思っていました。
しかし、翌日「貴方の注文が受理されましたので、1週間以内に正式購入の旨を返信ください」っメールが着てるじゃありませんか。
「勝った!」と思いましたね。
「買った!」ってのも正しいですけど。
さっさと購入決定のメールを出し、お金を用意して宅急便を待ちます。
「液晶に大きなキズがありませんように、電池が5分しか持たないようなハズレではありませんように、得体の知れない臭いシミとかありませんように、実はハード的に改造されてて超不安定極悪モノとかじゃありませんように」とあんまり安いもんで不安だったのも事実です。
なにでモノを見てないわけですから。(メールには多少状態が書いてあったけど、詳細については不明なまま)
もし極悪なハズレだった場合のため、「この1万円は、実は私にとっては余剰なものであったので、ココで消化したのはラッキーなのである」という自己暗示草案の準備を怠らなかったのは言うまでもありません。
そして翌日、やってきましたカシオペア E-2000。
見たところ箱は綺麗です。
いやいや、箱なんて飾りです。えらい人には分からんのです。
自己暗示草案を脳内リピートさせつつ箱を開けました。そこには!
祈りが通じたのか、非常に程度の良いものが入っておりました。
確かにバッテリーはヘタってるっぽいけど、十分使用に耐える容量は残っているようでした。
ついに我が家に装備された21世紀スペックのPDA。
使いこなしてやるぜー!
疲れたし、長くなったので続く(笑)
2004/2/29
最近、ちょっと長めの文章を書いたんですよ。
極一部の友達に送りつけてやったA4で十枚ほどのギャルゲーに関する考察なんですが(笑)
その時、自分の語彙力の無さを感じまして。
言い回しとかのパターンが少ないような、同じような表現を使いまわしてるような、そんな気がしたのです。
読んでるほうはあまり意識しないかもしれませんが、ちょっと気になってみたりしたのでございます。
ちょっとなんとかしたいねぇ、と思いまして、電子辞書を買ってみました。
一応、ひとつ格安で譲り受けたやつを持っていたんですけど、それは国語辞典、英和、和英のみのシンプルなやつで少々物足りない感じがしていました。
ほら、私ってインテリ?みたいな?
って言うか、国語辞典にしてももちっと突っ込んだ解説が欲しいな、という物足りなさが少々あったもので。
和英とかも例文が少なかったりして英語の文章にするには資料的に不足気味じゃ、みたいな。
ただ、そいつを使うことで電子辞書の使い勝手のよさを知ってしまっていたのです。
辞書としての利便性、検索効率の高さは、紙の辞書の比ではありません。
別次元の高速データベースですよ。
そして、最近は各社がしのぎを削る内臓辞書数戦争が勃発していまして、内臓辞書数が半端じゃなくなってきてます。
前に27冊内臓のフラッグシップモデルが欲しいなぁ、なんて書いたことがありますが、今はさらに増えてたりします。
すべてが辞書ではなく、家庭の医学とか冠婚葬祭入門とか手紙文例集とか、そんなのも含めてですけどね。
前前から欲しいな、と思っていた電子辞書。
しかし、いいやつは三万円くらいしますからねぇ。
なんとなく手が出なかったんですわ。
今時三万円はPC1台分のパーツの値段になってしまったりするご時世ですから、そんな大金を使うからには失敗することなど許されたものではありません。
新しいうちならヤフオクで売りさばいて8割くらい回収できるとは思いますが、それでも二割は失ってしまうのでなるべくやらないようにしないと。
で、うー、欲しいけど高いしなぁ、うー、うー、ウー、と唸りを上げているところに、某ミッチーからノートPC購入に当たっての相談を受けました。
「安いノートが欲しいっちゃけど、こんなのどおかな?」と彼が見つけた機種を提示され、それのスペックなどを調べてみて想定する用途に足りるかどうか調べたりしておりました。
そういう調査は、まず買う人の身になってやらないと調査結果が真実味を帯びません。
だいたいめんどくさいので「デルで予算内の買っとけ」と言うのが基本方針なのですが、安いノートは私も興味がありましたので、HPやら巨大掲示板やらあさって情報収集に励みましたわ。
その甲斐あってか、彼はかなり満足の行く買い物が出来たようで、かなり喜んでらっしゃいました。
うむ、良かったのう。
と言いたいところですが、あまりに買う人の身になってしまったため、私の物欲にも火が付いてしまったのであります(笑)
という経緯から、何か買わねば収まらない精神状態に陥った私の脳内で、電子辞書購入計画にゴーサインがいとも簡単に発令されました。
今度は自分が買う人なので、本当の意味で買う人の身になって下調べを開始します。
ただ、一番高くても売値3万円程度のものなので、予算枠はあまり気にせず、とにかく自分の用途にあわせるブルジョア方針でいくことにしました。
から揚げ弁当を大盛りにして、しかもミニうどんセットをつける程度のブルジョアっぷりですが。
調べた結果、最近の高機能電子辞書は二系統に分類することが出来るようです。
まず、とにかく冊数を積めるだけ詰め込んだ万能データベース型。
もうひとつは英語の内容をプロユースに耐えられるレベルまで高めた英語系強化型。
もちろん私は前者の対象者です。
日本語の語彙力を高めたいわけで、英英辞典レベルまで突っ込んだ英語表現解析なんてしないもーん。って感じで。
持っていたのが普通の国語辞典だったので、「やはり広辞苑は必須だ」と思っていましたが、最近のやつはだいたい広辞苑なんですね。
そうなると、どれでも良いや、と思いつつ各社の内蔵する辞書を比較検討したりしていると、どうもシャープのPW-A8000ってのが目にとまりました。
類語辞典ってのが入っているのです。
これだと、
似たような言い回しが調べやすい→言い回しに幅が出る(かも)
じゃないですか?
私の貧弱なボキャブラリーに一条の光が差し込んでませんか?一条ヒカルが差し込んで着たら嫌ですが。ちなみに私はミンメイ派でなくミサ派でしたわ。やっぱ選ぶなら大人の女性だよなぁオイ。ところでミサという名は自衛隊で言う三佐、つまり少佐という階級だったからか?と思ったら中尉でした。チッ。
えー、PW-A8000ですけども、大型液晶採用かつシャープ謹製LCフォント内臓により、一画面に出せる情報量が他の追随を許さないらしい。
英語系も別に弱いわけでなく私にとっては強力すぎるラインナップだし、なんと言っても類語辞典内臓はこれだけ。
よっしゃ決めたるわ〜!とヨドバシ.comで値段を調べてみると、定価45000円が既に24800円になってる!こないだまで26800円だったのに!
これは神が買えと言っているに違いない。(何かを「買え」と言う神など居ないと思うが)
とにかくPW-A8000購入を決意した私は、通販によるタイムラグを嫌いヨドバシ博多店へ電話して在庫を確認してみました。
すると「在庫はもう無いし、入荷予定もないんですよー。すいませーん。」とのこと。
仕方ない、ネット通販で買うか〜と思ってたら、「後継機のPW-A8100ってのが出てまして、29800円になりますが、どうでしょう?」と勧められました。
そんな電話で突然言われた機種をハイそうですかって買うわけ無いじゃん、と思ったものの少々気になりまして、ちょっと調べてみました。
えーと、googleで、シャープ、電子辞書、PW-A8100、と。
うわ、発売2月10日ってホントに出たばっかじゃん。
しかし、チョッと待てよ、かなり内蔵辞書数が増えてるやないかー。
しかもマイペディア百科事典まで追加されてるじゃありませんか。
それで定価は据え置き!シャープ本気だな!
ともあれ、ヨドバシ価格で5000円の差額があるのも事実。
どうしようか悩みましたけど、たぶん5000円の追加投資以上に追加辞書数は多いし、なにより百科事典は5000円じゃ買えねーと踏んでPW-A8100に決定。
いざヨドバシへ向かい店頭でちろちろ触ってみると、レスポンスも悪くないし、ちゃんと百科事典の項目も一括検索で引っかかるし、液晶の情報表示量も多くてなかなか良い感じ。
サクッと買ってきました。
で、家で少々使い込んで見ますと、まずまずかな、といった印象ですかね。
百科事典まで搭載しやがってるわけだから、非ネットワーク接続型森羅万象データベースとして何を聞いても答えてくれる夢のマッシーンだな!卓上Googleだ!と超高い期待をしすぎていたのですが、やはり所詮辞書なのです。
現代用語の基礎知識とか知恵蔵とかが入ってるならまだしも、簡易百科事典にメタリカとかG・Iオレンジ、マクロス、ボトムズなんて単語は入ってないわけで。
ちょっと残念な気はしましたが、とりあえずスベスベマンジュウガニが入ってたくらいなんで、普通の辞書としては最高ッスよ。
また、戦闘機に関してもF117Aステルス戦闘機、F/A18ホーネット、FSX、F22ラプター、スホイ27、ユーロファイターが入ってるし、まぁ良いんじゃないかな。
なぜか現在世界最強といわれるF-15イーグル、万能傑作機F-4ファントムは「イーグル」、「ファントム」のおまけ的な記述でしかなく、ジェット戦闘機時代の幕を開けたF-86セイバーに至ってはメタリカと同列扱いの「該当語無し」なのは納得いかないような気もするけど、まぁいいや。
たぶんその辺の電子辞書というか電子辞典ってのは、大日本絵画とかデルタ出版がどっかのメーカーと結託しないと発売はされないだろうし。
もし出来ても売れそうに無いから高そうだしなぁ。
安くするためには大量生産、大量販売が基本なわけで、少量のロットではとても価格を下げられないのは自明の理。
普通の雑誌レベルで2500円とかするコンテンツなだけに、そういうのが数十冊も内蔵されちゃうと二桁万円はいきそうな予感がする。
そうなったらとても買えないなぁ。
ここは一発、日本国民総ミリタリーオタク化計画を発動して老若男女がミリタリー好きになるしかないです。
まずはジャニーズ系大活躍戦争テレビドラマを作って若い層を開拓する。
車メーカーも販売する車両を軍用車っぽく角張って緑とか茶色のものにして、人々の目をそういったものになじませる。
体育の授業でサバイバルゲームをやり、小学校のPCにはBF1942をインストールする。
ユニクロでは迷彩服しか売らない。
ただし、平和教育も忘れてはならない。
つーか、ミリタリー関連に興味が湧けば必然的にそれ関係の悲惨な歴史を知ることになるので、ヘタに戦争反対署名とかしなくても一般大衆すべてが心の底から戦争反対モードになると思うのですが、どうか。
でも外歩いててみんな迷彩服だったらヤダな。
やっぱりミリタリー電子辞典をメーカーに期待するのはよそう。
ここで、有志を募って自分たちでつくることも可能かもしれない、なんて思いました。
PDAですらそこそこのCPUを積んでる時代です。
機械はその辺を使うことにして、あとはソフト的な問題を解決すればいい話かなと。
データ自体はミリタリー系のHP管理者にデータ使用の許可をもらったりすれば結構なコンテンツができそうじゃないですか。
戦車研究室さんとか、「もう戦車の本は買う必要ないわ、あはは」と思うほどの詳細データが満載だったりするし、銃器や航空機、艦船情報なども探せばどんどん出てくるのがインターネットなわけです。
それを流用するか作るかしたデータベースソフトにあわせて流し込めば、ミリタリー関連データベース「スーパーミリタリー大百科」が出来上がるって寸法だぁ。
最初は安価に提供しても、毎年更新して更新料などいただけば、会社組織としてやっていけるかも!?
とか甘い夢を見てみましたが、購入者の絶対数が少なすぎて話にならんので商業ベースでは絶対無理無理。
商業ベースに乗るんだったらもうどっかやってて良いんだし。
第一、ネットで検索できる情報だったらネットで見るよなぁ。
起動の早いコンパクトノートPCと高速回線、そしてそれ系リンクサイトがあれば事足りるような気がしてならないので、やっぱりこの話、無し。
2004/2/11
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