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西暦2000年2月には、わたしはこんなことを考えてしまいました。
飛行機
福岡に行って来ました。
友人の結婚式でひさしぶりに帰ったんですが、いいですねー、福岡。
あの町は大好きです。
比較対象が東京都多摩地区しかありませんが。
今回も美味いものを食い、たらふく飲んできました。
関係者の方々、ほんとありがとうです。
東京−福岡間を移動するときは、やっぱり飛行機。
往復割引を利用して、32000円。
安くはないですが、これ以上早く移動できる手段はありませんから。
今日帰りに乗った飛行機では、遊びつかれてて爆睡。
気がついたら東京についてました。
ついてみて、窓の外を見てみると、なにやらエンジンナセルに丸いものが描いてありました。
「もしや・・・」とおもい、外に出てすぐ振り返ると、そこにはポケモンジェットが駐機していました。
知らぬ間にポケモンジェットに乗っていた様です。
ポケモンジェットとか言う代物は、ハッキリ言って意味ないジャーンと思います。
中に入ったらなんにも変わらんし。
値段も一緒だからこんなもんなのかな。
でも、なかみのないサービスは、無駄ですからやめて欲しいです。
悲しくなります。
2000/02/29
衝撃の電撃
関東の冬をご存知のかたなら分かると思いますが、天気が非常によろしい。
そして非常に乾燥しています。
「カカカ!」と笑おうものなら、唇に縦の線がビビビッと数本入るくらいになります。
肉まんを二口くらいで食べてやろうなどと思ったが最後、開口部が激痛とともに広がってしまうのを感じずにはいられません。
九州出身の私は、こんなに乾燥した気候の中で暮らすのは初めての経験です。(九州はもっとモイスチャーなんです)
この季節は着ているものが化繊、ウールなどがほとんどなので、自家発電能力 は年間を通して最大になっています。(当社比)
想像ですが、こんだけ溜まった電荷ならば、車のプラグが1回くらいは発火させられそうです。
もちろんライターの点火にも使えるでしょう。
しかし、困ったことにいまだ制御するすべを知りません。
ドアノブで「ばちっ」
車下りる時「ビッ」
階段の手すりで「バシッ」
服を着替える時が最悪です。
私「ふーん、ふふふーん、、ふぁ、いていてたたたたあああああああがうっ!」
音「しゅるしゅる、ぽちぽち、パチ・パチバチバチビジババジバヂバジビシッ」
上記のように、毎晩断末魔の悲鳴を上げながら着替えております。
ちょっとむかし、宣伝で擬人化した静電気を「ぱちぱちくん」とか言ってるものがあり ましたが、奴等はそんなに可愛いもんじゃない。
「電気地獄矢車殺し」
「恐怖!悪魔が来たりて電撃ネットワーク」
「バヂバジ野郎ジョンアンドパンチ」
なんてヤな名前にして欲しいくらい憎たらしいです。
あー、退治してやりたいのに、きょうも敗北。
ばちっ
2000/02/23
ピアス
別に私がピアッシングにこだわりがあるわけではありません。
時々、朝みるある人物のピアスが問題なのです。
その女性はバス停のベンチに座ってバスの来る方角を凝視していました。
その女性の風体は、肥満体であり、ドハデななかにもファンタジックな味付けの衣装(たとえて言うなら、フリフリのついた豹柄の服)にほぼ金髪の頭。
で、目の回りは歌舞伎役者のごときシャドウとマスカラ。
まなこ自体は死んだ魚のようでした。
きわめつけが鼻の穴を縁取る多数の鼻ピアスです。
ホントにいっぱいついてたんです。
しげしげと見る勇気は私にはありませんが、一瞥しただけで強烈な印象を網膜に叩きつけられました。
そのファッションは多分その人の趣味でしょうから、あまりとやかく言う気はありませんが、私のは受け止められません。
普段の暮らしの様が想像できない。
我々とはなにか違うものを食べているはずだ、と確信しています。
出現する時間が私の通勤時間と重なるくらいなので、比較的普通の仕事をされてると思うんですが、いったいなんなんだろう?と疑問符でいっぱいです。
定食屋さんとかで彼女に「いらっしゃーい」とか言われたら、あまりのディープインパクトさに本日のお勧めアジフライ定食の中身がチキンカツにすり替えられても私は気づかないでしょう。
しかし、いろんな趣味の人がいるものだな、と思う今日この頃であります。
2000/02/21
ディナー
いつも、我が家はこくまろカレーなのですが、今回は超高級なやつにしてみました。
S&Bのディナーカレーです。
こくまろの約200円に対し、なんと400円もする高級カレールー。
あぁ、きっとすげーうまいんだろうな・・・10人前が何日持つかな・・・と、期待に胸を膨らませて鼻歌交じりで作りました。
しかし!そんなにおいしくないぞぉ!!
なんか家庭科の授業で小麦粉配合で作ったカレーような粉っぽさがあるし、においもなんかマーガリンのようだぞ!
期待値が高すぎたのか、作り方が間違ったのか(ありえない)、はたまた入れた牛肉がひとパック380円だったからかわからないが、こくまろの当社比二倍のおいしさは感じられない。
同等か、それ以下ではないか!
チクショー、やっぱこくまろにしときゃ良かったぜと思ってみても後の祭。
目の前には10人前のディナーカレーが僕を見つめている(擬人化)。
漫画ならこのへんでぶちまけるんでしょうけど、やっぱりいただきます。
あしたはから揚げカレーか、コロッケカレーにしようっと。
2000/02/18
はやりもの
最近よく、ハンドル付きスケボー(正式名称は知りません)をもって電車に乗ってくる人を良く見受けます。
折畳式になっていて、まぁ、携帯用で便利なのかな、と見ていました。
持ち歩いてる人はよく見ていたのですが、使用中の人はあんまり見たこと無かったです。
ですがこの間会社帰りに、家の近くではじめて目撃しました。
私は、カッコ悪いもんだと思いましたね。
場所が郊外の住宅地で、静かなことと、暗かったことがあるとは思いますが、見るからに「コンビニで弁当買ったかえりですー」って風体の兄ちゃんが、「ゴォー、ゴォー」とかなり大き目の音をたててゆっくりと進んでいく様は、はっきりいって滑稽でした。
TPO次第ではかっこいいかもしれませんが、その時、その場ではそのお兄ちゃんはかなりカッコ悪かったです。
場にそぐわなかったんですね。
「ママチャリにしとけばいいのに」と思ってしまうのは私だけでしょうか。
買ったばっかりでうれしかったのかもしれません。
公園でチームが集まっていた帰りだったかもしれません。
かかとにボルトが埋まってて、歩きづらいからだったのかもしれません。
でも、なんにせよカッコ悪かった。
とにかく、お持ちのかたは、シチュエーションを考えて使いましょう。
私はきっと買いませんが。
2000/02/17
ご飯
私はご飯が好きです。
硬めのがなお好みです。
麦ご飯が最高です。
貧乏がゆえ、ということでなくてポロポロさが増すのと、お通じが良くなるからです。
便秘に悩んでらっしゃるかたが多いらしいですが、私は無縁です。
麦の繊維質はけっこうやるもんだと実感しています。
たまに麦が切れて白米を食したとき(後)と、ふんだんにご飯に配合されているとき(後)の差は歴然。
見事なときは、一日ハッピーですから、たかだか朝の儀式と侮ってはなりませぬ。
ご飯の友と言えば、からしめんたい。
これは博多っ子として決して譲れません。
のりも納豆も白菜の漬物ものりたまも大好きですが、からしめんたいにはかなわないと思っています。
おいしいからしめんたいがあれば、ホントにずーっとご飯がたべられます。
三合くらいはお茶の子さいさい(確認済み)だったので、こんどどれくらい食べられるか試してみようと思ってます。
目標5合メシ、身動き取れなくなること請け合い!ですがね。
誰か一緒に試して見ませんか?
ただし、私の取り分が減るといやなので、からしめんたいはご持参ください。
2000/02/13
昨日の敵は
オフローバイクで耐久レースなぞ出ていたころ、仲間とよくコースに練習にいってました。
で、勝手に走りまわるのもいいですが、やっぱり優劣をつけるべく、「三周レースやりましょう」ってな具合になるわけです。
仲間のトミタ君(仮名)とどうも張り合うことが多かったですね。
彼は、ジャンプなんかが得意でその辺は速かった。 私は背が高いだけに長い足を活かした姑息なコーナリングが得意で、クネクネとけちくさいところが速かったので、レースは面白いものになってました。
しかし、せっかく姑息にコーナーで抜いても、ジャンプセクションで「ビヤン、ビヤン、ビヤァァァーーーー!!」とレーサーらしい排気音を響かせながらトミタ君は迫ってきます。
後ろからのプレッシャーに弱い私は、ジャンプの駆け上がりで気を取られてしまい、空中姿勢は斜めになり、そのまま離陸。
当然斜めに飛び上がるので、斜めに着地してしまいズバッと派手に転倒。
自分の巻き上げる砂埃の中を、横倒しのバイクが追っかけてくるのは結構怖かったです。
「あー痛てぇ。こけちゃったよー」とか私が言ってると、「あんなんじゃ抜いた気になりませんよ!」とトミタ君は手厳しかったのを覚えています。
ちゃんとやらないと危ないですから、彼のほうが正しいです。ハイ。
しばらくたって、彼と酒を飲んでいるとき、そのころの話になりました。
私:「レースのときは敵だったからなー。コース上で見るとむかついたてたぜ」
トミタ君:「俺はブッ殺そうと思ってましたよ」
私:「・・・(マジで?))」
自分なりに一生懸命走っててよかった、とホントに思いました。
そうじゃなかったら、真剣極まりなかったトミタ君にコース上で殺されてたかもしれないですもん。
(彼の名誉のために言っときますが、別にトミタ君に殺人癖があるわけではありません)
トミタ(仮名)、誉めてるんだぞー。
なんかくれ。(笑)
2000/02/11
リメンバー28歳
ちょっとまえ、私が28歳の誕生日のときに、サトシ君宛てに書いたメールです。
「サトシが会社の人と飲んでいるときにおれは部屋で一人お誕生会をしていた。
お題は「7人の侍と刺し身とイモ焼酎白波の心理面における相互作用に関する研究」 だった。
研究の成果として、7人の侍の志村喬の染み入り具合と、白波によるほろ酔いには天性のマッチングが見られ、駄目押しにあまえびの特徴のあるまったりとした食感がわたしを見知らぬ桃源郷へといざなってくれそうな気配があったが、結果的には所詮ダイエー680円の刺し身盛り合わせの貧相さが一歩踏み出す事を躊躇させる事となり感動の波に乗り損ねてしまった。
いい酒(値段でなく環境込み)のときはもう少し感情移入に拍車がかかるのだが、 今回はいまいちであった。」
変な人。
あ!俺やん!
2000/02/10
尊敬するひと
私の友達に、フィギュアモデラーのプロフェッショナルがいますが、彼の技術はすごい。
なんたって、長さが6ミリくらいの手のひらで、女っぽさを出せるんです。
正直びびりました。
そこまで行きつくのに7年くらいかかった、と言うのだからまたびびります。
「好きなことやってるんだから」と簡単に片付けてしまう人も多いですが、そんなもんじゃないと思いますね。
やっぱり、スランプとかあっただろうし、有名な雑誌から製作依頼までくる今でさえ、年収はアルバイト程度。
でも続けているのは、たしかに好きだ、と言うこともあるでしょうが、やっぱり情熱と根性がある人間だからだと思います。
彼は人当たりはすごく温和なんですが、私はその内に秘めた闘志のようなものを感じます。
パワーのあるひとは、近くに居るだけで元気が出てきます。
彼のような人を、私は「かっこいい」ひとだと思います。
私もかっこよくあるために、日夜がんばっているつもりです。
誰か早く、私のかっこよさに気づいて欲しいもんです。
こんな事書いてる時点で、自分が相当かっこわるいことに気づきました。
あいたたた。
2000/02/09
ふたに関する考察
基本的には洋式のもには、ふたがついてますよね。
もちろん便器の話です。
蹄鉄型の座る部分が上下に可動式なのは、機能として意味があると思いますが、 ふたは、、、なぜついてるんでしょう?
機能的に意味の無いものではありますが、私に対する影響度でいえば、無意味とは言いがたいです。
生理現象に敗北の白旗を掲げながら個室に突入する際、ふたの開いている個室 と、ふたの閉まっている個室、どちらを選びますか?。
わたしは、迷わずふたの開いている方を選択します。
ふたの開いている便器は、いかにも「受け入れ体制OK!」という感じで歓待し てくれているような気がしますし、一刻を争う状況下ではその臨戦体制がありがたいこと限りなし、と言っても言い過ぎではないでしょう。
一方、ふたの閉まった方は、見た目、形状的には安定していてキマッテルと思いますが、どうも安 定しすぎていて「おう、おまえ開けんのかよ。粋ってもんが分かってねぇな」と江戸っ子口調で言われてしいそうで、ふたを開けるのを躊躇してしまいます。
一刻を争う緊迫した場面では、そのチョットしたためらいが命取りにもなりかねません。
また、開けてびっくり残り物セール!きょうは合わせ味噌半額だよ奥さん状態 のものを目撃するかもしれないと言う恐怖もあるわけです。
やっぱりふたは開いているほうが世のため人のためってもんです。
だから、なるべく使用後は便器ふたは開けておいてください。
でもなぜふたがついてるんだろう。
やっぱし分からん。
2000/02/07
非常食
うちには缶詰やらレトルトカレーやらが結構ありました。
ダイエーに買い物に行くったときに、必ずいくつか買ってしまうんですねー。
でも、最近仕事が忙しく、週末も忙しく遊んでしまうので、食材の買出しに行けません。
非常食のはずが常食になってきています。
「サンマ缶どんぶり+あさげ」
「カレー+増えるワカメwithシーチキン(ノンオイル)の海藻サラダ風」
「レトルト中華丼+ワカメスープ」
などなど。
ご飯だけは炊いているので、食事らしくはなりますが、悲しい。
でも、必殺「2週連続!今週はカレー曜日♪」はもっとつらかったっす。
しょんべんもカレーの香りがします。
でも、カレー好きなんだな、これが。
自分では知らないうちに、いつのまにか黄レンジャーになったのかもしれない。
2000/02/03
愛があれば
電車通勤していて良く見うけるのが、べたべたしている恋人たち。
最近やさしい気持ちの私としては、あまり気にならないのですが、今日の帰りがけに遭遇したペアはなかなかのもんでした。
特に激しい行為に及んだとかではなくて、くっつき方が半端じゃない。
彼女のほうは、まるで彼を取り込もうとしているアナコンダのようでした。
ナメクジの生殖行為に見えないこともありません。
ほっといたら、きっと上のほうに登っていったでしょう。
彼女のほうが風邪を引いるようで、しきりに鼻をすすり、くしゃみしたり咳したり結構騒がしくしてました。
さすがの彼氏も、アナコンダのように巻きつきながら鼻をすする彼女に対して、「すこしはなれろよ」的なことをのたまいました。
すると彼女は、
「寒気がするんだもん」
巻き付いて暖を取ろうとする人間を生まれてはじめて見たことが、2000年2月最初の思い出。
2000/02/01
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