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西暦2000年3月に、わたしはこんなことを考えてつつ生きていました。
八景島シーパラダイス
という名の水族館と遊園地がくっついたようなところに行ってきました。
水族館の売りはシロイルカらしく、海獣ショーに一番力が入っていましたな。
お客参加型クイズ形式にしたり、イルカの蹴ったボールが観客席に飛んで来たり。
でもなんか無理があったんで、少年のようにきらきらした目で見ることは出来ませんでした。
何が悪かったんだろう?
妙にしゃべりのうまい人が「なんとかポリスのなんちゃらでぇす!よろしくねぇ!」とか言われたら、私は引いてしまいました。
トレーナーの人がイルカに乗ったりするのは単純に面白かったんだが・・・
そうだ!ひねりすぎていたんだ!
15分くらいの映画もなんか作りすぎだったし。
水族館は多種多様な水生生物を展示すべきだ!
唯一の救いは、他に比べてタツノオトシゴが多かったことかな。
奴らを見てると妙になごんでしまいます。
ピロピロしたちびっこいひれを駆使して動くさまは、なんともいえません。
海辺なので、食事とかには非常に良いですかね。
あまりにイイ感じだったので、昼間っからビールなんかいきなりいただいてしまいました。
ピッチャーでたのんでる人は他にいなかったけど。
でも、これこそシーパラダイス!
問答無用!
2000/03/21
水族館
私は知る人ぞ知る水族館好きです。
たぶん「知る人」はいないと思うので、「ひそかに」のほうが合ってるかもしれません。
でも別に秘密にしているわけでもないので、やっぱりただの「水族館好き」です。
なにが好きなのか、と問われても答えにくいですが、あの異次元空間のような雰囲気がたまらないと思いますね。
目の前をでっかい魚がゆうゆうと泳いでる時点で、我々のいつもいる空間とは別の世界です。
また、ガラス越しに目の前2メートルくらいを体長10メートルくらいはあろうかというジンベイザメが音もなく漂っていくさまは、とてもエキサイティングです。
私は水族館では、「わぁ・・・」とおもちゃ屋のショーケースをみつめるガキンチョに戻ってると思います。
恥ずかしいので、一緒に行って気がついても指摘しないように。
大きな水槽も迫力があって良いですが、小さ目のテーマをもってつくってある水槽もいいです。
「深海1000メートルの世界」とかいって何匹ものタカアシガニがスローモーなパントマイムをやってるのとか、「南アメリカのジャングル水系」と称し、テッポウウオの射撃の瞬間見たりぃ!なんて楽しい楽しい。
直径数メートルの円柱水槽に、何千匹のカタクチイワシが回遊してるのも見てて飽きない。
小樽の水族館では、すげーでかい規模の暗めに作ってある回遊型水槽に、チョウザメの群れが泳いでるのがあったんですが、もうやられてました。
「あの大きいひとさっきからここばっかりずーっとみてるわよ、なんかこわいわね」と言われたくらいです。(静かなので良く聞こえました)
マイ水族館がほしい。
熱帯魚の飼育は難しい(ホロコースト経験済み)ので、超タフ!絶対死なないぞ!という魚がいれば絶対飼うのに。
それが死んだらあきらめます。
2000/03/16
カメラワーク
映画好きが高じてきて自分で作ってみたりすると、カメラワークなどに意識が行ってみたりしてきます。
「お、このパンのタイミングはちょいとおそくないかい?」とか「この構図はいいねぇ」なんて偉そうに見てたりします。
ファントム・オブ・パラダイスの画面2分割で別々の登場人物を各画面が追う!という撮りかたには感激しましたが、うまく最後に1画面にならなかったのが気がかりで、いつか俺がやっちゃろう、なんて夢を見ています。
カメラワークはカメラの存在を意識させず、画面の構築を行うものだと思っていたんですが、ある映画のやつを見て「やっぱ何でもありやね」と言う結論を見ました。
インド映画「ムトゥ 踊るマハラジャ」のカメラの動かしかたです。
ハンディカメラがなんと登場人物の股の下をぐぐぐーと通り抜けたんです。
しかも、カメラを下に持っていった人が、別の人にカメラを渡すタイミングにしっかりぶれてみたりして、なんとも完成度は低いのですが、そのインパクトたるや青天のヘキレキとでも言いましょうか、私的にはおおウケ赤丸急上昇中!ってかんじでした。
全体的にはまぁ娯楽を追及する姿勢に好感が持てましたが、なんであんなに流行ったのか分かりません。
インドブームだから?
それはさて置き、何百億円かけてつまんない映画を作られるより、低予算でも味のあるおもろい映画を作ってもらったほうがうれしいです。
B級映画と言われても、やっぱり面白いものは面白い。
「ミート・ザ・フィーブルス 怒りのヒポポタマス」を超えるバカ映画はないものだろうか。
「ミート〜」に比べれば、オースチン・パワーズなんて私の中では偏差値65くらいになります。(非常に好きですが)
すげぇバカ映画が見たいよー。
どなたか、オススメなんかないすか?
2000/03/14
そば考
ファーストフードならやっぱりたち食いそばです。
(注:博多ならラーメンも入るんですが、関東にファーストフードと呼べるラーメン屋はないですね。値段高いし。)
自販機で食券買って、「そばで」と言いながら待つこと数十秒。
「おまちどう」と出てきた海老かき揚げそば380円ナリを前にし、待ってもないんだけどーなんて思いつつフリーのねぎと七味を撒き散らし、割り箸をパチンと鳴らしどんぶりを高くかかげて戦闘開始。
かき揚げにつゆが浸透する前にサクサク感を味わうべく少しかじる。
そこで揚げたての「サクッ」という感触があればしめたもの。しなくてもそれが普通なので気にしてはいけない。
で、そばをすすりかき揚げをいただきおつゆを少しのみ・・・と順不同に繰り返しつつおいしければ汁まで飲み干す。
ごとんとどんぶりをカウンターに置いなら、「ごっそさん(ごちそうさんでも可)」を忘れずに店を出て、戦闘終了。
「ふぅぅ」とほっと一息、安心安心ってな具合ですかね。
満腹感とスピード感に酔いしれるその瞬間がたまらんです。
TVで見たんですが、東京には老舗的そば屋さんが結構あるみたいですね。
おいしいものを提供してもらえるのは非常にうれしいことなのですが、映ってる店主からやや問題のある発言がありました。
レポーターが、盛りそばの量が少なめですね、とそこにいる頑固なオヤジに言ったら、
「腹いっぱい食いたいんなら駅前の駄ソバでも食っとけ!」
と言ってました。
そのオヤジの主張もわからないことはないですが、
満腹感の満は満足の満じゃコラ!
おまえんとこのソバは食った気がせんのやったら、わざわざ食いに行くわけなかろうが?おぉ!?
と鼻息荒くTVにうつってるオヤジにつっこんでました。
昔、王将の餃子8人前(プラスご飯と味噌汁)を食べて仲間内から「餃子将軍」の称号を与えられていた私としましては、その主人の意見に大変反対であります。
ともあれ、たち食いサイコー。
少量反対。
2000/03/13
100円の価値
100円と言えば、100円ショップを思い浮かべます。
100円ショップの品揃えはびっくりさせられますよね。
みんな100円なの!?と思わせるものばかり。
文具関係はもちろん、生活雑貨、パーティーグッズまでありましたね。
なんとなく欲しいなーというものをホイホイかごに入れていくと、あらびっくり2000円コース!と言うことに良くおちいる人が多いようです。
しかも、所詮100円の品が多数あるだけですので、帰宅後のショックはさらにでかい。
子供用のビニールの刀(鞘つき)とか、中世の仮面舞踏会張りのお面とか、クレヨンセットとか、使用目的不明のきらきら光るテープとか、正直「なぜ・・・おれ・・・」と、遠くを見つめてしまいました。
サイヤイヤマンに使用しようとしていた、といえば自分でも納得するのですが、結局使用せず捨てました。
まったくの無駄なものに100円つかうということは、結構贅沢なことであると認識する今日この頃であります。
しかしこりもせず、今日は縫い針約25本セット100円ナリーを買い上げてきました。
使うのは恐らく1本のみ。
1本100円の縫い針は贅沢だな、やっぱし。
2000/03/12
焼酎偏愛
偏愛シリーズ第2弾。
今回は焼酎を愛する男の物語です。
焼酎と言っても、ピンからキリまであります。
私は焼酎は好きですが、甲類(3リットルとかで売ってて、基本的になにかと混ぜて飲むやつ)は飲めません。
乙類という、いわゆる「いも焼酎」とか「そば焼酎」という類のものがえらく好きです。
「白波」と「雲海」が基本的にうちでは消費されています。
白波はお湯で割って、和風の肴とともにいくのが良い。
雲海はあっさりしているのでなんでもあいますが、生ハムなどと合わせるのが流行ったりしました。(サンプル:我が家のみ)
そんな焼酎ライフも楽しいものではあったんですが、上には上があることをこの間知りました。
武蔵小杉にある文福という居酒屋さんで、それはそれは甘美な焼酎をたくさんいただいてしまったのであります。
記憶している限りでは「魔王」、「ちびちび」、「森伊蔵」、「百年の孤独」、あとくじらの絵のやつと黒糖焼酎がうまかった。
しあわせいっぱいだわ、わたし・・・とうっとりしかけたほどです。
まじでうめえっす!
「ウイスキー党」とか「日本酒党」のひともうなる味です。
種類ごとに深みがあったり、甘味があったりと、ひと口いただいては「うむ・・・」なんてやってみたりしました。
焼酎酒蔵を侮ってはいけません。
ばちが当たります。
「こないだ越の寒梅のんじゃってさー」とかいうより「魔王のあじって深いよね」なんて言える男のほうが私はかっこいいと思います。
「深みのわかる男」
ああかっこいい。
「黒伊左錦ば一人で飲んどったらくさ、はいたっちゃんねー」という経験のあるひとも、いつの日かそういう男になれますかね。
私事ですが。
2000/03/07
車偏愛
私の友達に、マツダファンというかロータリーエンジンファンがいます。
イニシャルDとかで有名なRX-7を筆頭にしたあれです。
親父の代からのファンらしく、最盛期はRX-7(FC)が3台、RX-7(FD)が1台、バブルの申し子ユーノスコスモが1台ありました。(今もあると思う)
何個ロータリー回すんだ!と思ってましたが、世の中そんなに甘くない。
RX-7(FC)はいま、全部エンジン載せ換え含むの修理のため全滅。(エンジン交換は自分でやる気のようです)
ユーノスコスモもどっかから新古品エンジンを見つけてきて交換待ち。
FDだけが動くけど、父親所有のため乗られていない状況。(親父さんはなんか他の車に乗ってる)
バカですね。
そういう人、好きですけど。
ロータリーエンジンは、軽量で高出力なので、スポーツカーには良いらしいです。
ただ、細かい不具合(古いせいもあるでしょうけど)がおおく、予備のプラグ、バッテリーその他なんやかんや積んでいました。(FC)
で、彼女同伴のときとかでも急に止まってしまって、「ちょっとプラグ見るから」とか言って修理してたそうです。
そのような手間を上回る魅力があるからなんでしょうが、私は無理です。
維持し切れません。
私は軽ナンバーワンのスズキが製作するジムニ−で十分です。
基本的にトラブルないし、壊しても安いですもん。
側方270度回転したときも、修理は25万円で済んだし。
軽いからタイヤ減らないし。
幌窓の張替えも自分でできたし。
燃費は軽にしては悪いけど、10km/l走るし。
荷物満載で福岡-東京間走れるし。
税金安いし。
ドアヒンジのねじは外についてるし。
あぁ、良い車だジムニーは。
日本国民がみんなジムニーに乗れば良いのに。
多分、相当気持ち悪いけど。
みんなジムニーに乗ろう!
2000/03/05
相互リンク
今日、帰ってきてメール見たら、親友から「自分のところからリンク張りました」と連絡が。
おぉ!
これは相互リンクしなくてはばちが当たる!と早速リンクコーナー開設。
皆さんよろしくお願いします。
これだけインターネットが流行ったのも、リンクがあったからですよね。
ネットサーフィンとか言いながら、次から次へとページを渡り歩き、気に入ったところにはブックマーク。
当初の目的のネタなど関係なく、たれながされる情報を斜め読みしていく感じですか。
いったいどれだけの情報がWWWのなかにはあるんでしょうか。
想像を絶します。
とかなんとか言いながら、実は現代人の物理的に所有するデータ量も半端じゃないことに気がつきました。
ちなみにどうでも良いですが、今朝気張っているときにひらめいたんです。
みなさんビデオやらカセットやらCDなんか結構もってませんか?
音楽好きの人なら、気がついたらCD200枚所有とかあるでしょう。
あれって、1枚に約650MB入るんですよね。
映画やらアニメ好きならビデオテープとかLDがたまります。
その1本にはいってるデータ量は、はっきりとは知りませんが何ギガ(もっとか?)かあるでしょう。
そのデータを広辞苑に換算するとどうなるでしょう?
・・・たくさんです(笑)
そんだけ大量のデータに囲まれて暮らしているんですよ、我々は!
どうします!?
どうもしないですね、はい。
タイトルからの見事なそれっぷりは、まるでネットサーフィン。
2000/03/03(ひな祭りだったのか・・・)
イウォーク
スターウォーズのメカデザインは秀逸ですね。
X-wingやらスターデストロイヤーやら、目っちゃかっこいい。
個人的には、帝国の逆襲に出てくるAT-ATスノーウォーカーとスノースピーダーがかなり好きです。
あの冒頭のシーンは何度と無く見ました。
しかし、キャラクター(クリーチャー)のデザインとなると、?となるものが結構あります。
生理的に受け付けない筆頭がイウォークです。
あの、ぬいぐるみみたいな、いかにも可愛さアピール!ふわふわ毛皮をもっとさわってくれぇ!としたやつです。
たしかにキャラクターの設定というか、可愛いけど集まれば帝国軍と戦えるんだ!みたいなのをやるのにあのデザインはいいかもしれませんが、生き物的に変です。
木の上に住んでるとかいっても、あの短い足で行けるところは外敵も容易にいけるハズ。
蛇やイタチ、もしくは山猫なんかにいっきにやられちゃいそうじゃないですか。
つまり、進化の過程でいなくなっているべき感じがするのです。
と、ここまではこじ付け。
正直、ファンタジーものに出てくるマスコット要素がキライなだけです。
「かわいけりゃ許されるってもんじゃないぞ!」という感覚ですか。
ひがみ、とも言いますね。
私も可愛く生まれてれば、同属意識の芽生えそうなイウォークたちにこんな事は言わないのかもしれない。
2000/03/02
ラーメン
博多と言えばラーメン。
ラーメンはとんこつです。
関東の人は醤油、北海道だと塩とか味噌とかありますが、博多のラーメンはとんこつです。
実際、ラーメン屋さんに入るととんこつしかありません。
中華料理屋、もしくはドサンコラーメンに行かねば他の味は選べませんでした。
だから、おのずと「ラーメン」イコール「とんこつ」と思ってしまうわけです。
気がついたらラーメンをすすっていましたね。
今の中学生がマクドナルドとかに行く感じでラーメン屋に行ってました。
店も多いし、値段も安いのでたいていの博多の人は頻繁にラーメンを食べています。
そういった関係で、かなりの人がラーメンに関して主義主張をもっていますね。
大きく分けると「こってり」派と「あっさり」派に分かれるようです。
細かく言うと、面の細さ、味の濃さ、雰囲気などいろいろな要素が絡み合って千差万別のため、語り出したらきりがない。
飲み屋さんでしらないおっちゃんとかとラーメン談義などに花を咲かせることは良くあることでした。
広島出身のあるひとは「こんなにみんながラーメンにうるさい土地は見たことない!」とおっしゃってました。
ですから、博多に言って美味いラーメン屋を人に聞くときは、かならずどう言う風に良い店なのか聞くようにしたら良いとおもいます。
満面の笑顔でかなりふかーくラーメンを語ってくれるはずです。
私はそういう博多の人が大好きなのでした。
I LOVE 福岡!
2000/03/01
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