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2003年1月
寒の戻りというのでしょうか、めっきり寒うございます。
九州でも雪が降りしきる今日この頃、地球温暖化は遠のいたのか?否、これも異常気象の一環であるのだ。地球滅亡まであと幾日。大マゼラン星雲のかなたまで誰かアレとりに行ってくんねぇかなぁ。しかしコスモタイガー隊の隊長が加藤なんてベタだよなぁ。加藤隼戦闘隊なんて日本国民なら知らない奴は居ないのになぁ。そういえば日本の誇る撃墜王の坂井三郎氏と誕生日いっしょなんだよね、これってもしかして何かの啓示なのでは!?
と寒いけれども芋ヅル思考は健在であります。
寒くなると、心惹かれるのが温泉です。
九州屈指の秘湯っぽさを誇る黒川温泉なんていいですなー。
たとえ雑誌などに紹介され大人気大賑わい外人まで居るじゃないのさの某湯で、目が悪い上ににごり湯で足元の確認がおぼつかない状況にて苔むした丸石にツルッと滑って見事にひっくり返って醜態をさらしても、すべてお湯に流して極楽極楽でございます。
だいたい一風呂500円とリーズナブルなところも最高。
元来、風呂なんて垢を落とせばいいのじゃという発想でしたが、大阪の風呂キティガイというか温泉ハンターの影響で最近は良い環境のお風呂サイコーという考え方が深層心理に到達したようで、いやー、たまには行きたいよねー、と最近はいつも思います。
しかし遠い。
がば遠か(久留米弁)。
片道3時間くらいかかりますかね?半分高速、半分山道で。
高級サルゥンならいざ知らず、私の極小四駆では行くだけで疲れがたまります。
そんなわけで、ナイスな温泉にはあまり行けない、というか行かない現状なわけです。
近場に温泉センターのようなものもあったりしますが、どうせ行くなら症候群に侵されているため、「どうせ行くならちゃんとした温泉行きたい」→「ちゃんとした温泉は遠い」→「遠くに行くのは疲れるしめんどくさい」→「行かない」という図式に。
そんなとき、燦然(さんぜん)と光り輝きながら降臨するのが温泉のもとであります。
歴史的にはバスクリンから営々と続く商品群です。
最近は温泉ブームも手伝ってか、なかなかたくさんの種類が売られていて結構な時代だな、と思います。
効能とかはよく分かりませんけど、なんとなくポカポカ継続時間の延長を感じたりするし、なにより良い匂いがするのがグッドだと思うのですがどうでしょう。
色がついてるのもいいですね。
日によって風呂の景色が変わるのは、食にも景観を求める日本人にとって良いプレゼンテーションなのではないでしょうか。
だがしかし、問題が無くもない。
それは、その色が蛍光色系であることです。
温泉のもとも、最近は飛騨高山の湯、九重何とかの湯、十勝ホニャララの湯などと銘打ったものが多いのですが、その粉を風呂にぶちまけると、なんて鮮やかなピンク色♪とかライムグリーン♪とかレモンイエロー♪とか、いちいち♪が付きそうなビビッドかつセンセーショナル、あるいはポエミーな色が風呂桶に広がります。
「へぇ、万年岩登り温泉ってブルーグリーンのお湯なんだぁ」なんて思うかバカチンが!
こんなカクテルみたいな風呂に入ってうれしいか!?風呂桶ひっくり返すぞこの野郎!(うちのは据付型なのでひっくり返りませんが)
と思ったりします。
確かにバスクリン時代ならレモンイエローとかでも問題はなかったです。
しかし、現在の販売名が「何とかの湯」などなので、消費者としてはその温泉場の雰囲気を多少なりとは感じたいもの。
そこにきて「はいはーい、こちらのお湯はカッパーマイン配合のラジウム湯ですので、コバルトブルーに光り輝いております」なんて嘘っぱちかまされてもいやな気分になるだけです。
まぁリアリティを求めてたら灰色、茶色、白濁色くらいしか存在しないと思われるので、一気にお風呂の風景がどんよりカラーに彩られてしまうのでしょうがないような気もしますが。
あ、某ツムラのパッケージに入っている登別カルルスは白濁色でリアルだと思います。
本当に登別カルルスが白濁温泉なのかは別にして、そうかも知れないと思わせるリアリティがあるからです。
さすがツムラ、やるね、と思わせておいて、他のが蛍光色系だから萎えますわ。
登別カルルスオンリーパッケージとか無いですかね。
私はそれだけあれば良いです。
もしくは白濁パッケージ。
違う商品紹介のようになって来つつあるような予感がしないではないので、今日はこの辺でお開き。
2003/1/30
なんか大変なことになったらしいですな。
インターネットが。
サイバーテロか!?とかって新聞一面でも大変っぷりがアピールされてましたね。
なにやらいろんなところのサーバーに大量のデータがバシバシ送られてきて通常の通信に必要な回線の空きが確保できず、結果としてネットを介したさまざまなサービスがままならない状況になった模様です。
お隣韓国なんて、ブロードバンドユーザーが国民の半分くらいというブロードバンド天国大賞なので、各種サービスも当然ネットを利用するわけで、それはそれは皆さんお困りだったようです。
リスペクト韓国焼肉な私ですから、ちょっと心配してみたり。
ただ、ユーザーは多いけどそこら辺の対策チーム技術者は・・・などとぼんやり考えておりました。
個人的にも愛するバトルフィールド1942の通信速度が出なくてゲームにならず、「おいおいちらっとで良いから戦場に行かせてくれよ!」と少しだけ七転八倒した次第です。
「飛行機の予約ができねぇ!」とか「銀行の引き落としができてねぇ!」とか切迫した人には申し訳ないですが、私に火の粉があまり降りかからなかったので対岸の家事状態です。
今回のトラブル、誰かが原因を作ってやらかしたことは間違いないと思います。
どこの誰かは知りませんが、何が楽しいんですかねぇ、こんなことして。
今回ほどの大規模ではないにせよ、ネット上では「お前しんじらんねえ!このクソが!!」と、最大音量で罵倒を浴びせて出来ることならそいつのパソコンに20mm機関砲の爆裂弾頭でも撃ち込みたい、せめてそいつのHDDに不良クラスタをそっと大量に忍ばせるくらいさせてくれよ神様!そんな気分にさせてくれるキティガイを見受けることがままあります。
最近はまっていたネットゲームでは、TKと呼ばれるチームメイトキラー、要するに味方を殺しまくるアホたれが居ます。
基本的に例のゲームをやる人は、戦場における男のロマンとか戦友との深遠なる友情とか共同で果たした戦果で美酒を云々とかにウルウルできるロマンチスト(ある意味)ばかりなので、ネット上の戦場に赴くときは結構真剣だと思います。
飛行機乗りや戦車乗りはローカルで鍛錬を重ねて味方に貢献しようと努力してるし、現場でも味方の動きに呼応して1+1を2以上にしようとがんばったりしてます。
そんな中で、「後ろから味方の戦車が来たな。よし、対戦車兵は俺が片付けて戦車を援護しつつ敵の拠点を殲滅するぜ!」と鼻息荒く敵陣にまっしぐら、という時にその戦車から砲撃されてハイさよならよ、なんてされたら力いっぱい萎えます。
ミスなら仕方ないですが、大体そういう輩はスコアを見ればそんなことばかりやってるのが分かります。
対策が無いわけではないですがめんどくさいので、やる気をなくしたこっちのほうが退場したりして結局イヤーな気持ちを引きずることに。
他にも某ファイル共有などでファイル名だけまっとうにした全然違うファイルを流す奴とか、お下品な単語で掲示板を埋め尽くして荒らす奴とか、手塩にかけてウイルスメールを作りつづける奴とか、ちょっと思いつくだけでも悪党はたくさん居ますよ。
そのへんを考えるに、まだまだネットは発展途上なのよねー、なんて思います。
まぁ新聞を見れば頭おかしい人の話はネットに限らず いっぱいありますから、一概にネットは犯罪の温床だ、とも言い切れない。
ここはやはり教育から見直さないといけません。
いや、教育すべき大人が変なんだから大人の学校を作るべきなのかも。
大人の学校とか言うと、どうも繁華街で妙になまめかしい色のネオンサインと店から出てはならない呼び込みのオッちゃんとか想像してしまうからいけませんな。
入るときに一万円といわれたのに出るときには七万円になっていて、せっかくだからと「新宿七万円」という曲を作ってもらった奴の話とかを思い出してすこし涙ぐむ今日この頃。
あ、友達の話ですよ。念のため(笑)
えーと、「世の中愛が大切なのだ」という終わり方に持っていこうと思っていたのですが、無理でした。
2003/1/26
あまりかさばらない上着がほしいなぁと探し回っていました。
条件としては「ハーフコート丈で、防風性があって、少々中綿が入っていて、色は地味系で、スタンドカラーで、それなりのデザインで、安い」というもの。
最後の条件が曲者でして、なかなか好みに合ったものがありませんでした。
「これ良いやんけ!」と思ってみても、着られるサイズのものは無いという状況。
昔からジャンバーとか上着系を買うときの決定打は「袖の長さが足りる」というものでして、大体試着してみて袖の長さがぴったりもしくは余り気味なら買ってました。
最近はそこそこ売ってますけど、昔は無かったんですよー、ホント。
で、かなり探し回って最後にユニクロに行きました。
ユニクロは安い服を買うときの最後の砦です。ここになければあきらめたほうが良い。
というか、あまりに普通の服が多いので、なんとなく他から当たっていたわけで。
「やっぱ非道なほどに普通だ」とイカシた店内を見て回っていると、「広告の品 エアテックジャケット 1990円」の表示が。
確か、エアテックジャケットって販売当初は7000円くらいじゃなかったですかね?6990円とか。もっと安かったかな?
販売されはじめて人気が沸騰しそうになったころ、家の洗濯機で洗えるのをウリにしてみたものの、水を吸いまくったジャケットがドラム内のバランスを崩して運の悪い家では洗濯機が崩壊してしまい、結果としてなんとなく不人気商品に成り下がってしまったというアレ。
商品コンセプトとしては高機能低価格という非常に私好みなので好感を持っていたんですが、とりあえず着るもんあるしー、別に要らんわーと買ってませんでした。
しかしまぁとにかく1990円は安いです。
1990円なんて、映画一回見て自販機でジュース買ったらなくなる額。
酒飲みにもいけません。
ただ、あくまでもセールの品ですから在庫のサイズは偏ってます。基本的に残ってるのはSばっかり。
しかも、不人気色なんでしょうね、モスグリーンみたいな緑系のが多めに残ってました。
その緑に染まった中に、一着だけ、たった一着だけXLが発掘されました。
おもむろに着てみると、袖の長さが丁度良い。
で、買いました。
着た感じも軽いし、容積比の暖かさは結構良さげ。
デザイン的には超地味で、ある意味これは都市迷彩か!?なんて思ったりしますが、そのようなものを探していたので結果オーライ。
現代社会の石ころ帽子、それがエアテックジャケット(笑)
で、下の写真を見てください。
左側の米国軍極寒地用コート「N-3B」、右側のジャケットは最近買ったユニクロのエアテックジャケット。
N-3Bの購入額は25,000円くらいでした。
N-3Bもブームに乗って「N-3Bタイプ3900円」なんていう安いやつが巷に氾濫してしまい、「俺の高かったN-3Bは燃えにくいんだYO!」と言う叫びも、悲しく都会の喧騒に消えていく始末ですが。
対するエアテックジャケットは1,990円。
けた違い(笑)
しかし、暖かさはエアテックのほうが上と言うからお立会い。
冬が終わりそうなのでなんか安くなってるのもありますが、それにしても安すぎ。
もしエアテックジャケットが2000円で買えることを知っていたなら、N-3Bは買わないでその額でエアテックジャケットを12枚買って一生着るのもまた豪気だったな、なんてことが少しだけ頭をよぎりました。
我々は自由経済の旗の下、日々生活しているわけですが、その自由は個人に向けられたものではなく企業に向けられたものなのかねぇなんて考えたりしてません。
とりあえず、物の値段に関してちょっと考えさせられたのは考えさせられました。
昔だったら、「これだけ安いのには裏に言えない訳があるはずだ。マクドのビーフはミミズらしいぜ!?」などと根も葉もない噂が立ちそうなものですが、最近安い分には誰も何も言いませんなー。
それだけデフレが我々を覆い尽くしてるっちゅうことなんですかね。
着るものの値段費がざっと10分の一になってる現在、日本の経済的順位はどれほどなのかねぇ、森さんのアホさっぷりで何位くらい順位落としたのかなぁ、などと考えつつインフルエンザの恐怖におののく今日この頃です。
あったかくして寝ろー。>ALL
2003/1/15
子供のころ、昔話ってあんまり好きじゃありませんでした。
生活苦を描いてあったりするのも、なんかズゥーンと重いものがあるじゃないですか。
なんか時代は違っても妙にリアルだし、そのズゥーンとした重いものはヤダ!と思うところから日本の高度経済成長はあったような気もしないではない。
また、ハッピー丸出しの話はあまりないし、なんかバックグラウンドにオドロオドロシイものを感じずにはいられなかったからかもしれませんね。
ヤマンバとか、本気で怖かったし。
「悪いことが見つかってヤマンバに連れて行かれたらどうしよう?きっとヤマンバのことだから、俺を捕まえてしばらくイジメちらかした挙句、生傷に塩をすり込んで煮物にされるに違いないんだ!うわー、やべえよ、42度のお風呂でもチクチクするのに100度だったらどうなるんだ!?煮えるのヤダー!うわぁぁぁん。」
って感じで、「悪いことするとヤマンバに連れて行かれるぞ」と言われたことから上記のような状況を想像し、「やっぱし悪いことはしちゃだめよね」と思っていました。
仏壇のお菓子を勝手に食べて「バチが当たるぞ」と言われたときは、仏さんに心底謝りましたわ。
得体の知れない超常パワー、バチ。
ふと想像したその形状は、宗教的装飾に彩られたなんとなく槍に似た長い棒状の武器。
それが光りながら仏壇からものすごい勢いでズワッと飛び出してきて、被バチ対象を貫く、という感じかなぁ。
貫かれたら死んじゃうわけじゃなくて、なんかこう、痛い。
それで反省する、みたいな。
子供のしつけにとって、ヤマンバとかバチとかのダークサイド部門な存在は必須だと思うんですよ。
しかし、最近の昔話はどうもその辺がおろそかになっちゃってて、マイルド嗜好になっているらしいじゃありませんか。
詳しくは知りませんけど、サルカニ合戦なんて、サルとカニの生死をかけた死闘ではなく、サルとカニの柿に関するちょっとしたトラブルを描いた話になってるんでしょ?
なんかこう、ダメですよ。そういうの。
やはり仲間を殺されたからこそ、サルを倒す必然性があり、徒党を組む事に関して何の憐憫も無くなる。
一致団結すれば、強敵のサルにだって勝つことが出来るのだ、という教えなんじゃないですか?
それをなんかチマチマした日常の些細な話にして何を学ぶと言うのだろうか。
「子供には暴力的な描写は極力見せないほうが情緒的に安定して成長する」なんてないと思うんですけどねぇ。
第一、大人になる前段階から、暴力とはそれなりにご近所さんのことがよくあるじゃないですか。
頭悪い先輩が「おい、金かせ」みたいな。
そこで元祖サルカニ合戦を知っていれば「なにくそ!」と反撃する気概も生まれようかというところですが、新説サルカニ合戦だとどう対処して良いのかわからなくならないですかね?
語り継がれる昔話と言うものは、長年かけて推敲を重ねたシナリオなわけで、おいそれと削ったり追加したりするもんじゃない。
細かい部分にも教えと言うか、大事なことが転がってるんですよ。
実際、読者アンケートを取ってみると、96%のひとが昔のバージョンを支持するそうです。
でも、書店で販売されてるのは新バージョン。
この矛盾はどこから発生しているのか。
国民を骨抜きにしようとしているブラックなんとか団の存在を感じずには居られません。
もうすぐ全身黒タイツで固めた戦闘員がワラワラと街に現れるのではないか、と心配で夜も寝られない。
そんなとき、テレビでは色分けされた5人衆が颯爽と現れ、退治してくれたりするのですが、当方の周りにはその辺の存在を匂わせるものは何も無い。
人口比率からして、もしかしたら関東方面には居るかもしれませんが、とりあえず九州島には居そうも無い。
我々は我々の手で自らの身を守らねばならないのであります。
たて若人、よみがえれ昔どおりの昔話。
あ、そういえば「手前ミソで尻アッポ」という話が好きでした。
天秤につるした味噌とウ○コをとりちがえ、味噌を畑に、ウン○を食卓に出してしまう話。
九州の話なんですかね?これ。
で、未だに何を言わんとしている話なのかまったくわかりません。
深遠で奥深い教えが秘められているかもしれないとはまったく思いません。
うっかりするとダメよ、くらい?
でもさぁ、包みを開ける時点で匂えば分かるじゃないですか。
当然、分かりそうな事柄も分からないくらいアホに徹しきれると伝説になれる、ということ?
それでヤンキー漫画とかで「伝説になる」とかいうんですか?
えー、時間のようなので今日の講義はここまで。(逃
2003/1/12
ちせが好きだ!うわぁぁぁん。
ということで、知ってますかね?最終兵器彼女。
「いいひと」という漫画で一斉を風靡した感のある高橋しんさんの作品(漫画)です。
昨年末、テレビでそのアニメ版が放送されたんですわ。
漫画は読んだこと無かったんですけど、その作品、本屋とかで気にはなっておりました。
なにせタイトルに兵器がつくなんざ、ミリタリー心をくすぐるかもしれない気がするじゃないですか。
最終兵器って核兵器?
もしかしたら超磁力兵器?<未来少年コナン
しかし、彼女って?とストーリーがさっぱりわからないタイトルではありましたから、とりあえず買ってなかったと。
要するにまったく前情報がない状態でその番組を見ました。
そして、とてもツボに入りました。
話的には好みがすごく分かれるような、最終戦争がバックグラウンドにある彼氏彼女の恋慕情、しかもエンディングはみんな死んでしまう、ってこれだけじゃさっぱりな話なんですけど、なんかこうすごく切ない話なんですよ。
この切なさは某ギャルゲーのメイドアンドロイドシナリオで涙したときの感覚に似て、クリティカルヒットでした。
いまだにその主題歌を聞くと涙腺が緩みそうな、そんな冬の夜です。
個人的には、悲しいとか切ないお涙頂戴展開に正直弱いです。
悲しいとか切ないといった話にあまり興味が無かったというか、触れる機会が青春時代にあまりなかったからかもしれません。
高校は男子校だったので惚れた腫れたは当然皆無で、女の話となるとワイ談しかなかった。
そういうことで、恋愛における切ない感情なんて起こるわけも無い。
高校時代の「切ない」という感覚は、「今日は手作りハンバーグ定食が俺の前で品切れになって切ない」、「朝起きてみるとガレージからマイ自転車が盗まれてて切ない」、「新しく買ったムースがなんか臭くて使えなくて切ない」、「宮沢りえの販促ポスターをもらいにいったが断られて切ない」、「お隣さんが葬式の日にコージ苑で大爆笑をおさえられない自分が切ない」という感じ。
そんな私ですから、切ない話を考えられる人ってやっぱし切ない経験をイッパイしてきた猛者なんだろうなぁ、となんかうらやましいようなそうでないような感覚を覚えます。
しかし、某吉本興業の人がテレビで言ってたんですが、「お涙頂戴は簡単。笑かすほうが格段にむずかしい」とのこと。
それを見たときはなるほどそうか、と思いましたが、今の自分にとってはやっぱりお涙頂戴ってやっぱり難しいです。
経験を踏まえてみるといいのですかね?
やっぱ想像には限界っツーもんがありますからね。
そんな私の悲しい経験で泣けるか検証してみましょう。
「酒気帯びで検挙されちゃったよ」 うわぁぁぁん。(懐が)
「相手を気遣って言ったブラックジョークでマジ切れされちゃったよ」 うわぁぁぁん。
「警官が追っかけてるやつを俺も追っかけてみたら、その警官に「おまえもなんで逃げたんだ!」って勘違いされちゃったよ」 うわぁぁぁん。
「学生時代に某峠でヤンキーに囲まれ友達みんなぼこぼこにされちゃったよ」 うわぁぁぁん。(ただし当方は損害軽微)
「夏なのにホット買っちゃったよ」 うわぁぁぁん。
「財布拾った!って喜んだら定期入れだったよ」 うわぁぁぁん。<届けました
やっぱ切ない話は消費者に徹します。
2003/1/10
キーボードの違いによる入力スピードの差って、どれくらいあると思います?
どこのもいっしょやろうもん、と思っていました。(某有名格安PC付属のキーボードは除く)
前にも書きましたが最近PCを買いなおしまして、キーボードもそれに付いてきた新しいやつを使っていたんですが、どうも入力がイヤになる。
キーは打ち間違えるは、なんかキータッチは気持ち悪いわ、妙に手首に負担がかかるわ、とつらいことばかり。
おかげさまでここの更新も滞る始末(笑)
その理由は一目瞭然で、前に使っていたものと新しいものがこんなに違うものだったからです。
上が前から使っていた妙にでかいやつ。 下が今度やってきたごく普通のやつ。 |
4,5年ほど上の茶色っぽいやつを使っていたので、体がその形に慣れてしまい、もう普通のやつでは満足に打てなくなっていました。
しかも、古いほうは英字キーボードだったため、スペースキー周りがシンプルじゃないですか。
この辺も日本語キーボードだと「無変換」とか要らんキーがあるためなんか押してしまってカタカナ表記にいつのまにか変わっていたりなんだり。些細なことでイライラさせられます。
ちなみに、英字キーボードを買ったのはその辺の理由はまったくなく、キータッチが結構好みだったことと、タイプしやすそうな形でカッコイイ!と思ってレジに走ったため、日本語版であるかどうかの確認をしなかっただけです。
家に帰ってキーボード上にアルファベットしか書いてないのを見て「え、英語版かよ!うっそ〜ん」とクネクネしたのを覚えています。
買った店は非常に遠く、交換とかあきらめてしぶしぶ使い始めた次第。
でも、結果オーライだったと言うべきでしょう。
特に手首が楽なことに改めて気付かされましたなー。
よくこんなイロモノっぽいキーボード買う勇気があったものだと過去の自分を誉めてやりたい。
また、これ一万円くらいしたんですよね。高かったんです。
それでかどうか知りませんけど、キータッチがいい感じだと思うんです。
すこしタルイ感じはありますが、まぁ4,5年使ってるからヘタってきたのかもしれません。
(この形でメカニカルなキーボードってないですか?欲しいんですけど)
新しいほうは、実売2500円くらいじゃないですかね?
やっぱ安いなりに、微妙にキーが引っかかったりして小さなイライラがたまりにたまってきます。
せっかく新しいのが付いてきたし、人のPC触るときに自慢げにブラインドタッチするためにも一般的な形のキーボードに慣れておくのもよし、と思いしばらく使っていたけれど、やっぱダメだ。
すべてにおいて古いもの以下。
使いにくいものをわざわざメインに使用することもあるまい、と急遽引退。
今までのキーボードを使うことになり、人の家での機関銃ブラインドタッチの野望はあきらめました。
だいたい、このキーボードはUSB接続だから、いざとなったら持って行けばいいのだ。
あ、でも101キーボードだから、一般的な106キーボードからの設定変更ってレジストリいじるんですよねー。
「自慢げに機関銃のようなキータッチを見せたいから、キミのPCのレジストリいじらせて」なんて言って「ああ、いいよ」なんていうやついるわけない。
ということで、一般的なキーボードの野望は未だついえず。
でもやっぱり英字キーボードのほうが使い勝手いいと思うんですけどねー。
つーか、これで十分なんじゃないですかね?キーの数。
上にも書いたように無変換とか前候補なんて使い方知らないっすよ。
日本語のカナふってあったって、大体の人はローマ字入力でしょ?
どうも「日本語キーボード」という名称がよくない。
とはいえ、それ以外の呼び名が浮かばないからしょうがない。
うー、やっぱとりあえずキーボードが入力スピードを左右する、というお話でした。
打ちやすいキーボードは脳内の言葉をダダダーと打ち進ませるため、こんな文章が出来上がる、というのも今回の発見。
いやほんと。
2003/1/8
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