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日々思うこと
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2005年11月


2005年11月25日
先日見かけた少年の燃えさかるリビドー

大きな本屋さんへ行ったときの話。
そこは、書棚の端にイスが置いてある大きな本屋です。
休日は人が多いんで、必然的にそのイスも、「おれは絶対この本屋にはお金を落とさないぜ」と心に決めた感じで、立ち読みならぬ座り読みにふける人たちがびっしりです。
中にはノートとかとってる初老の夫婦がいたなぁ。情報という観点から見ると、夫婦そろって万引きですな。恥を知れ。つーか図書館行け。

そんなイスで読みふける人たちの中に、年の頃は中学後半〜高校くらいで「いかにもアニメとか好きです」と言う風体の少年がいました。
なんでああいう空気をかもし出すのかな?普通にしてれば良いのに。
とりあえず私もアニメとか好きでして、最近終わってしまった絶対少年はとても面白かったと思おうんだけど、具体的にどこがってのを人に伝えにくいんだよなぁ、君はどう思う?なんて声をかけることもなく、とりあえず軽くウォッチング。
何でその少年が気になったかと言うと、なにやらモジモジ動いていたからであります。
「何読んでるんだろう?」と気になるのは人として当然です。
そして何を読んでいるか確認に行くのは人としての正義です。

表に見える表題は、「ナンチャラ心理学とその解説」みたいな学術っぽい内容でした。
「見た目によらず、難しそうな本に興味があるんだなあ」と一瞬だけ関心しましたけど、次の瞬間、その関心はすっとびました。
と言うのも、その少年が持つ「ナンチャラ心理学」の中に、もう一冊本が挟んであり、彼はそれを読んでモジモジしていたからです。
その中の本の内容を確認すべく、上空約50センチメートルをできる限り低速でフライバイしつつ、イワナミスパイアイを左斜め下部45度方向の目標にロックオン!
そこに見えた風景は、アニメ調のキャラクターがブッチュリと深いチューをしてる挿し絵が。

Oh!それはおそらくティーンズ向けのエロ小説ですね!
モジモジしてたのはそのせいかあああ。

ようやく「アニメとか好きそうな少年」「謎のモジモジ動作」「外側の本、内側の本」が繋がりました。
その少年の中のシナリオだと、「どこから見ても小難しい本を読んでいるインテリ少年にしか見えないはず」だったのでしょうが、モロバレです。
海綿体充血中でモジモジしすぎて外装の本に挟んだエロ本閲覧中なのバレバレ、しかし本人まったく気づかず。
しかしエロ本見てモジモジて。
外側の本でエロ本隠してモジモジて。
しかも隠すのに使う本のタイトルに「心理学」て。
なんと言う面白コントみたいな状況なのでしょう!
おまえ面白すぎ!
おじさんは、二次元に記号化されたエロスにドキドキしすぎてその衆人環視の状況に気づかない無防備な若さに、ニヤけっぱなしですわよ。
あんまり面白ので、そこらへんの人に教えてあげたいくらいでしたが、その昔、ジュースのQOOに描かれているキャラクターにまつわる問題で知らない人に愛想笑いされた記憶(※注1)がよみがえったりしましたので、さすがにそれはちょっと可哀想かな、と思って断念。

しかしホントに笑わせてもらいました。
少年よ、ありがとう。プッ

※注1)
Qoo(クー)ってジュースがあるじゃないですか。あのぬるいデザインの青い妙ちきりんな生き物がキャラクターのやつ。
それが発売になったころ、会社の自動販売機で見つけて買ってみました。
あのキャラクターが缶のパッケージにもなってましてですね、で、販売機に陳列されていたキャラクターの目は開いていたんですよ。
しかし、ガランと出てきた缶を手に取ってみると、あろうことか目を閉じてるじゃないですか!
衝撃を受けました。
「え、マジ?この中の人、動いたのか!?」そう思うのは私だけじゃないはず。
ピョン吉じゃあるまいし、缶のに描かれた絵が動くはずなどない。しかし目を開けているはずのクーちゃんは、現に俺様の手元では目を閉じてらっしゃる。
あまりにショッキング出来事に、後ろに並んでた人(ぜんぜん知らない人)に「これ、目ぇ閉じましたよ!」と報告せずにはいられませんでした。
で、その人に目を閉じた方向を向けたら、その裏側に目の開いたクーちゃんが描いてあるのを確認し、先方の愛想笑いと私の苦笑いの競演はその後も数秒間続くのでありました。
恥ずかしいけど、これ、実話なのよね(笑)


2005年11月18日
WX310K/SAと300Kのモックを見た印象

移動中にチラッとヨドバシ寄って、WILLCOM新機種のモックを見てきました。
平日の昼間ってこともあり、他にさわってる人皆無。
やっぱWILLCOM人気ないねー、と思いましたが、他のブースも人気がなかったのでまぁ勝負はお預けですな。
ってことで、とっかえひっかえさわり回ってきました。モックだけど。

WX310Kは、写真で見たらかなりデッカイ印象があったんだけれども、実物はそんなに大きくなかったです。でかい方とは思うけど、普通な大きさ。当たり前か。
ただ、厚みはややある方なのかな、と。シャツの胸ポケットに入れたら、ポッコリしそう。
デザイン的には、直線的なデザインの外ヅラがえらいカッコええ!と思いました。特にオレンジ色のやつは存在感ありまくり。他の色も普通に格好いい。
ただし、内側の色は微妙なグレーで、デザインはなんかとても質素な感じ。無骨というか、無機質なもの。こう言うの嫌いな人って多いんじゃないかなぁ。
特に女性には似合わない感が漂いまくり。
ガンダムで言うと、マゼラン。

WX310SAは、あんまり買う気が無いんで印象薄いんですが、まぁ普通かな、と。
こいつも厚みはある方でしょうな。
持った感じは普通でした。
デザインですが、つや消し黒に赤ラインのやつ、結構格好良かった。ドムぽんとか言われてますが、何となくサンダーバード2号なイメージ。ブラックサンダーバード2号。このイメージはたぶん私だけなんで、参考にしないように。
内側は至って普通の携帯らしいもの。サンヨーさんは安全策に走ったようですわ。違和感が無いのは良いことなのか、そうでもないのか。
ガンダムで言うと、ザンジバル。

現行京ぽんの焼き直しと言われているWX300Kですが、ちと厚みが増して以外は、そのまんまですかね。
外面も内側も、至って普通の京ぽん後継機って印象。
ガンダムで言うと、ジム。
ただ、私は300Kの液晶が2.2インチってことで、310シリーズの2.5インチより格段に小さいものだと信じていたんですが、並べてみたら縦横幅では数ミリしか違わないんですね。表示画素数はQVGAで同じだから、別にこれでもいいかも、と思ったり。
ただWX300Kは通信速度が32Kbpsオンリーなので、ネットを見る時にどうなのかなー、ってのがやっぱり引っかかりますな。

しかしWX310K/SAが128Kbps出るから四倍早いぜ!と思っても、所詮128Kbpsなんです。
ブロードバンド慣れした体には、とても遅いのには変わりない。
とは言えWX310KとWX300Kを比べたら、機種変価格で1万円ちょっとしか変わらないわけですから、やっぱりチビッと奮発して310Kにした方が幸せ感は高い気がします。
使わないかも知れないけど、音楽聞けるしムービー見れるしBTついてるしCPUはバカッ早、てのは多機能好きな私には宝の山です。持ち腐れそうですけども。

と11月発売シリーズのモックで興奮してみましたが、たぶんまだ買いません。
Zero3が気になってますから。
とにかくあのチビッコキーボードがねぇ、欲しいんですよ。
情報端末イコールテキスト処理端末であって欲しい私には、Zero3のスライドキーボードは一撃必殺の破壊力がありますから。
でも、Zero3はかなりお値段、高いのよね(笑)


2005年11月15日
結婚する人と日本の制度

なんか世の中は紀宮様ご結婚おめでたムードですな。
しばらくは、皇室出身者の一般大衆社会生活でのギャップを興味本位でつつきまわすマスコミの標的にされてしまうんだろうなぁ。どうしてそっとしておいてあげられないのかなぁ、なんて考える次第です。

ともあれ、私たちは天皇制のある国の人な訳ですが、実際のところ、天皇制についてはよく知りませんよね。
教科書で習った程度は知ってる、と言われそうですが、推古天皇と昭和天皇に関する記述量がほとんど変わらないような教科書で近代史を語るのはどうか、と、下記のサイトを見て思いました。

無法地帯 天皇の価値 その1
http://www.infosnow.ne.jp/~sevas/adult/japan/japan2.html#ten

上記サイトの記載内容だけですべてを知ったつもりになるのは危険ですが、こういう側面もあるって見方をするなら十分に興味深い内容ですな。

私も一応、高校時代は日本史をとったりしましたが、理系進学希望だったので高校三年の日本史の時間は微分積分に費やしていた記憶があります。数学が苦手だったので。先生も悲しい目をしながら認めてくれてた(と思います)。ごめんホリさん。
ってことで、正直、日本の歴史は詳しくないです。ついでに言うと、日露戦争当時からあんまり進化できなかった陸軍装備も詳しくないです。チハ戦車の砲弾はT-34には無力だったけど、逆にT-34の砲弾はチハのどこに当たっても一撃大破だった、とか、38式小銃遊底部の防塵カバーはカタカタ鳴るから東南アジアのジャングル戦で隠密行動中の兵士は大半がそれを外していた、とかしか知りません。

しかし、上記の要なサイトを見ると、やはり日本人の気質は日本の歴史の上に成り立ってるなぁ、なんて。
第二次大戦で完敗した日本が戦後復興できたのも納得できますやね。
中東のどっかの国みたいに、負けを認めず自爆テロとかでゴチャゴチャやってるんじゃ国家の復興なんて無理でしょう。
なんですか、あの水道管で作ったようなロケット砲とか。
大きな子供が危険極まりないイタズラをしてるようにしか思えません。
その行為になんか信念はあるんですかね?
そんなんだから大国に体液を吸われ続けるんじゃないのかね、なんてガラにもなく考えちゃったりしました。

全然関係ないですが、今日もBSで放送してる「コンバット!」を見逃してしまいました。http://www3.nhk.or.jp/kaigai/combat/
今日は「戦場の名投手」だったようです。
とりあえず本棚にあるコンバット関連本でストーリーを調べてみたら、うわ、このエピソード見覚えがネェ!ってことに気づきました。
今日は男泣きしながら飲んで寝ます。


2005年11月14日
それはディスクエラーから始まった

久しぶりにヘビーなPCトラブルに悩まされておりました。
不具合対象はメインマシン。
ほかのPCならナンボでも代わりは効きますが、こいつだけは替えがない。
替えがないなら買うしかない。
買うしかないが、金はない。
金が無いやつぁ、おとといおいで。
金に汚い奴だけが、結局うまく立ち回る。
そんな社会の裏側で、恨みを晴らす仕事人。
さて、今夜はどこのどいつをやればよろしいんで?(必殺仕事人風に読もう)

メインマシンにはHDDを2台搭載しています。120GBと160GBあるので、容量的にはそれほど困らないわけですが、120GBの方をよく使いますんで、どうしてもそっちにデータが溜まりがちに。
ってことで、古い写真や画像データなんかをまとめて160GBの方へ転送しようとしたら、なにやらディスクエラー連発でコピーが失敗してしまいました。
いやな予感です。
ディスク自体はそれほど古くなく、使用歴は1年未満だと思います。
SMART値を見ても異常はなさそう。
SeagateのHDDだったので、ディスクツールで簡易エラーチェックを走らせてみましたが、これでも問題検出せず。
Seagateのディスクツールで完全チェックってのがありましたが、それは完走するのに8時間とか平気で言うらしいから、今回はナシってことで。
とりあえずエラーが出てるのは間違いないから、RMA制度を使ってディスクを交換してもらうことにしました。

ちなみにRMAってのはHDDのメーカーサポートでSeagateとMaxtorがやってます。この制度は3年〜5年ほどの保証期間を設け、不具合の出たHDDを無償で良品(修理上がり品らしい)と交換してくれるサービスです。
これは個人対メーカーのやりとりになるんで、たぶんお店に相談しても代わりにやってくれたりはしないでしょう。
ただ、メーカーのサイトで型番とシリアルナンバーを入力して保証期間内かどうかを確認して、あとは日本の代理店に連絡してRMA番号を発行してもらい、あとは送料こちら持ちで代理店に郵送するだけなんで、それほど難しくはないです。
たった1,000円程度で良品になるんですから、この制度を使わない手はありませんな。
日立とか富士通がこんな保証をしてるかどうかは知りませんので、各自調べてくださいまし。

まぁ、パソコンの中で壊れる部品といったら、HDDと相場は決まっています。
HDDって、かなり精密な部品で構成されてる上に高速回転部分を持ってます。発熱もして熱膨張を繰り返したりしてるんで、一番壊れる確率は高いかな、と。
経験上、それ以外の部品は静電気にさえ気をつけていれば、そんなに壊れるものではないかと思います。
昔、ライトウェーブのドングルが壊れたことがありますが、あれは自分の運用ミスだったんでまぁ別の話。

さて、Seagateの代理店はかなりがんばってるようでして、数日でHDDは戻ってきました。シリアルナンバーが違ってたので、とりあえず良品に交換してくれてたみたいです。
早速メインマシンにつないでフォーマットです。

だがしかし。

フォーマットが完走しません。
処理自体は進んで100%まで行くのですが、最後に「フォーマットを完了できませんでした」なんて言いやがります。
「おいおい、Seagateさんよ。良品を送ってくれなきゃダメじゃんかよ」などと罵倒の言葉も脳内をよぎりますが、さすがにそんなことは無かろう。
一応発送する品物の検品はしてるでしょうからね。
となると、もしかして137GBの壁ってやつでこけたかな?なんて推測も浮かんできました。
マザーボードはP4PEで、一応ビッグドライブ対応らしいけど、もしかしたら、ってこともありますから、80GBを二つにパーティションを分けて、フォーマットを試します。
ちなみにフォーマット確認には数時間単位の時間を浪費しております。超大変です。
しかし、これもNGでした。

やっぱりHDD自体が壊れてるかどうかを確認せねばなりません。
こんな時、あって良かったサブマシン。
7年くらい現役な歴戦の古参兵P2B様は、元々はビッグドライブ非対応ですけど、IDEボードを刺してるので160GBでも楽々つながります。
ってことで繋いでフォーマットしてみようとおもったら、あらやだ、サブマシンがブートしないじゃないですか!
いよいよご臨終かも?
一気に二台のデスクトップが産業廃棄物になるなんて、この世も末だわ!
と狼狽しても始まらないんで、CPUを古いやつ(Pen2 333MHz)に変えてみたり、CMOSクリアしてみたりしてました。
どうしても起動時のビープがなりませんでしたが、ダメもとでやった「電源の瞬間ONOFF」で不思議と起動してくれました。
なんだったんだ、この症状は。
動けばこっちのもんですから、とりあえず放置(笑)
そして課題のフォーマット検証をしてみたところ、普通に何事も無くフォーマット完了しました。
HDDの異常では無いことが判明したわけであります。

となると、メインマシンのほかの部分が壊れてることになります。
まず怪しいのはマザーボードですかね。HDDと直接つながるのはこの人ですから。
IDEのコントローラーとかがいかれちゃったかも?ってことはノースブリッジあたりが死んでるとか?
いやいや、そこが壊れてるんだとしたら、120GBのHDDが動いてる説明がつきません。
そうなると、もしやエアフローを考慮して曲げに曲げを重ねたIDEケーブルが断線したとか?
これはあり得る話ですから、とりあえずケーブルを買ってきて交換してみました。
今度は空気の流れを妨げにくいスマートタイプにしたんで、断線はしにくくなるでしょう。
で、新品ケーブルでHDDをつなぎ、フォーマット開始。
3時間ほどして、結果はNG。
いよいよマザーがやばいかも!?
サブマシンでソケット478のマザーボードの相場を調べてみたりし始めました。
どうせならCPUとマザーをセットで交換して、ついでにビデオカードも新調したら、ナイスBF2マシンの出来上がりかも?なんて色めき立ったりしましたが、そうすると電源も変えたいし、そこまで構成が変わるならメモリも2GB以上にしたいし。
となると、もうPCまとめて買った方が良いじゃないかー。うわー、お金かかるー。

お金はかかりますけど、私はメインマシンが無いと仕事になりませんから、背に腹は代えられんか。
とりあえず、マザーだけでも買おう。
と、この辺まで観念したところで、ふと思いついたことがありました。

もしかして、Windowsがいかれてるカモ?

結局はコピーもフォーマットもソフトがハードを制御してるんで、Windowsがいかれてたらそりゃ失敗もします。
確かにイベントにもエラーやら警告やらゴロゴロでてたりするし、前回再インストールしたのは1年くらい前のような気もする。
ここは一発、Windowsの再インストールをするしかないですな。
ただ、環境の再構築がとてもとてもメンドクサイので、なるべくならハードのエラーってことで済ませたかったのは正直なところです。
ドライバとアプリのインストール、あとそれの各種設定は考えただけでお腹一杯。
でも不安定なまま作業続行するのも非常に怖いですから、あきらめて再インストール実行しました。
とりあえず使う機能を最優先でインストールして、あとはボチボチ入れるようにすれば、さほど時間はかかりません。
で、再インストール後、160GBのHDDも無事にフォーマット完了。
普通に使えるようになりました。

あー、またゲイツ氏の手のひらで踊らされてしまいました。
失った俺の時間を返せー(涙

教訓:まずはマイクロソフトを疑おう(基本)


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